クマとも遭遇!? 山に海に湖にトヨタ・ランドクルーザープラドとアウトドア大満喫!
幼少の頃から四輪駆動車に囲まれて育った安藤太良さん。どこに行くのも家族が運転する四輪駆動車に揺られ出かけていました。
時は流れ、運転免許を取得し、手に入れたクルマはトヨタ・ランドクルーザープラド。プラドは安藤さんにとって約束のクルマだったといいます。
――プラドは何台目の愛車ですか?
このプラドが初めてのクルマです。高校在学中に免許を取ったのですが。教習所に通っている時にプラドの契約を済ませ、教習所卒業に合わせて納車してもらいました。
――初めての愛車にプラドを選んだのはなぜですか?
父、祖父、叔父が四輪駆動車に乗っていたこともあり。幼い時からクルマといえば四駆でした。
小学校低学年の頃、初めて渓流釣りに行った時にポイントまで続く、未舗装の狭く荒れた道を突き進んでいる時の揺れは、今でも身体が覚えているような気がします。
その頃から乗るなら四駆だ、ランクルだと決めていましたね。その中でプラド150系中期の顔が好きで購入しました。
――プラドはどのように使っていますか?
クルマは1台だけなので、通勤から日常使い、遊びまでこのプラドで賄っています。月1500から2000kmぐらい走りますかね。通勤は片道7km程度ですが(笑)
遊びには遠方に行くことが多いので、走行距離は伸びてしまうんです。
――遊びとは?どのような趣味をおもちですか?
林道ツーリング、釣りにスキー、スノーボード、ジェットスキー、天体写真ですかね。ウエイトリフティングもします。
――多趣味ですね! ちょっと絞ってお聞きしますが、釣りはなに釣りをするんですか?
渓流釣りのイワナと湖面に氷が張ってからのワカサギ釣りですね。
渓流釣りではプラドで行けるところまで行き、そこから水源地に近い深いポイントまで歩きます。
川幅1メートルにも満たない小川のような狭い川で30センチを超える大物が釣れる事もあるんですよ。
この釣りの難しいところは水面に人影を落としてしまうと、途端に釣れなくなることですね。
渓流釣りは釣れなくても山歩き、沢登りもできるので楽しいですね。
――人里離れた自然の中、危ない目に会った事はないですか?
クマと遭遇することが何度かありましたね。そこでは目撃情報がバンバンあって、クマが近寄らないようにクマよけの鈴を付け、川に入る前には爆竹を鳴らします。
それでもクマが出てくることがあります。最接近距離は5mなかったですね(汗)
――どうやってこの危機を切り抜けたのですか?
正しかったかどうかはわかりませんが、その時はクマをシカトして目を合わさないようにして動かず自分の気配を消しました。考えている間がなかったのでとっさにそうしましたね。目が合わなかったのでセーフでした。
イワナには気配を消して、クマには出てこられないように、人がいますよーと、アピールをしながら釣りをするのも難しいところですね(笑)
――ワカサギ釣りは湖面に氷が張ってからですか?
氷が張る前は屋形船でも釣りますが、冬になり湖に氷が張ると毎週のようにワカサギ釣りに出かけますね。氷上を歩き入念にポイントを探します。
氷に穴を掘り魚群探知機を入れて魚影を探るんですが、探し当てるのに3時間かかったこともありますね。
ポイントが決まればテントを設営して中で釣る。その雰囲気が好きなんです。
あと雪が積もると釣り場とスキー場が近いので土曜日の昼はワカサギ釣り、夜はナイターでスノーボード、明けて日曜日の朝からワカサギ釣りみたいなスケジュールを組んで遊ぶ時もあります。
――自分でクルマを運転するようになり安藤さんの生活は変わりましたか?
自分でクルマを運転できるようになってからは自分の予定で動けるようになったってことですかね。気が向いた時に同じ趣味を持つ仲間と出かけます。
それ以前は親の都合でしか行けなかったので……。
週末は仕事が終わるとそのままプラドに乗り込み遊びに出かけ、月曜日の朝に家に弁当を取りに行き、滞在時間5分で即出社ってことも度々あります。休日は家にいることが少なくなりましたね(笑)
――今後乗りたいクルマはありますか?
ランドクルーザー70系とか80系もいいですね。
プラドは良くできていてATで楽ですし乗せられている感がありますが、マニュアルの70,80は運転させてもらった時にプラドとはまた違う、操っている感が新鮮でした。
ガシっとした車体、堅牢なリジットホーシングも魅力ですね。
もしどちらかを買ったら本格的なトライアルレースにも参加してみたいですね。
でもプラドは手放しませんよ、増車です(笑)。
プラドは今のままが使いやすいんです。オフロード性能を上げる為に車高を上げるとトレーラーを引っ張るのにも影響しますし、荷物の積み下ろしが大変になります。
ワカサギ釣りの装備はけっこう多いので(笑)
安藤太良さんはウエイトリフティングで105キロ超級、福島県代表として国体に出場したことがあります。最近大会とか出てるのか聞いてみたところ、「最近、忙しくてトレーニングする暇がないんですよ」と返ってきた。
てっきり仕事が忙しいのかと思ったが、実はプラドが来てからは遊びに出かける頻度が増えたからだそうです。
「いやぁ~クルマがすべて悪いんですよ」と笑う安藤さん。
昨今、若者の孤独や孤立が話題になることもありますが、安藤さんには無縁のようです。
クルマが行動半径を広げ、趣味が仲間を増やしていく。ちょっとはトレーニングをしたらどう?と言うのは無粋だと思うくらい、安藤さんはカーライフを楽しんでいることが伝わってきました。
【Instagram】
安藤太良さん
(文:よしのけんいち)
[GAZOO編集部]
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