スーパーGT 鈴鹿1000km 雑感 1
トムスの2連覇はならず・・・
公開練習
金曜日の走行はドライ。ナイトセッションを含めて3回ありました。
各チームは規定の3セットのタイヤを使い、決勝に向けて様々な試みを行います。
トムスは、ミディアムとソフトタイヤの予選タイムをチェックして、この2セットを使って満タンからのタイヤの摩耗状況の確認、第3ドライバーのカルロの練習走行、決勝用ブレーキパッドの確認、ピットシミュレーションやら決勝想定の燃費の確認など、多くのメニューをこなしました。
金曜日のタイヤの使用限度数は3セット、残りの1セットはスーパーラップ相当のタイムの確認を行うのみにとどめておきました。
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決勝相当のガソリンを積んだと思われるライバルのタイムをグラフ化して見ると、トムスはそこそこ行けそうな感じのラップタイムを刻んでいました。この時点で優勝争いをする車は #22、#23、#3、#12、#1、#100、#17と#36。
#12はロングランをしている形跡が見られず、少し分かりづらい走らせ方をしていましたが、同条件の#3が好調であったので、決勝になれば絶対に来るはずです。
#18はハンディが重くのしかかっているような印象でした。
走行後、エンジンを交換した#100は、予選で得たグリッドから10番の降格のペナルティが課せられました。
トムスはこの日のテスト結果から、燃料もタイヤの消耗もギリギリまで使い果たしてピットイン回数を1回少なくする、4ストップ5スティント作戦をとし、決勝で使うタイヤ、ブレーキ、エンジンの燃料マッピング等を決めました。
予定周回数は 33+35+35+35+35=173Laps
周回数はこれ以上、少ないほうにも多いほうにも殆ど余裕のない、我慢の4ストップ王道作戦で勝負!勝負!
予選
予選は雨、大逆転のPPを狙ったSLはキャンセルでした。
(↑第3ドライバーの予選通過基準について、またまた大人の対応が必要になったりして、相変わらず分かりにくい事やってます。)
予選の詳細は こちら や ここで
予選後の再車検で、各メーカー1台ずつ車両がピックアップされて、燃料タンク容量をオフィシャルによって測定されました。
我がペト子も大粒の雨の中をドナドナ... 車検は無事に合格しています。
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決勝
第1スティント アンドレ
昨年に比べるとグッと涼しい曇り空、午後1時にスタートが切られました。
第1スティントでのラップタイム、ピットに入る周回数で、相手の作戦が判明します。
5ストップの車はグングンと行かないといけないので飛ばしますが、4ストップのアンドレも燃費とタイヤに気を使いながら好走しています。
このスティントで5ストップ組に30秒以上はなされない事が、我らにとって非常に大切なポイントで、アンドレは期待以上のペース(トップが見えるところ)で確実に遂行していました。
スティント中盤、#12に追突されてスピンを喫し、順位を落してしまいまいました。このアクシデントにペナルティはありませんでした。
上位では#22、#12、#6が20周代でピットへ入ったので5ストップ、#23、#17はトムスと同じ4ストップ。
トムスはまだまだチャンスを失ってはいませんでした。
この時点で、#100(10グリッド降格+スタート直前のトラブルからピットスタート)が最後尾から怒涛の追い上げで、じりじりと迫ってきつつあります...
アンドレは、予定の燃費よりも約0.7周分のガソリンを節約できたので、34周走行して寿一へとつなぎました。
注)6スティント組は満タンにする必要はなく、80Lくらいで走り切れる周回数とそれに見合うタイヤを設定して、ガンガンとタイムを稼ぐのが6スティントの王道作戦。
第2スティント 寿一
アンドレが34周走行できたので、寿一のスティントは36周走行できる可能性が出てきました。(コースインとフォーメーションラップ分がないので)
タイヤさえもてば、夜間涼しくなってからの勝負に向けて、ここで貯金を作っておきたいところ。
第1スティントでは一時小雨がありましたが、第2スティントでは一転して太陽が顔をのぞかせ、路面温度は上昇に転じました。
全体のラップタイムはやや落ち気味。
対して、寿一は快走! 暫定的には4位5位あたりまで上がってきて、スピンの影響を若干取り戻し中。
トヨタ勢では、5ストップの#6が順調そう。 先ほどのスピンで抜かれているのでタイム差チェックの要注意項目へ。
スティント中盤には#100が追いついてきて、いつものように寿一とバトル。
注) #36はなぜか#100とのバトルが多い。
ほぼすべての局面で#100のほうが速くて、すごい勢いで後ろから迫ってくるのを寿一が無線実況付きで、ひたすらブロックする。不思議とスピンしたりするような、不安な気持ちはない。
バトルをするとペースが落ちてしまい、先行する5ストップ組に逃げられてしまうので、監督は#100をリリースするように指示を出しました。
注) それにしても#100、ものすごいハンディを克服中で、間違いなく優勝候補です。4ストップとみました。
路面温度上昇に伴いタイヤがきつくなるなか、寿一はペースを落とすことなく走行を続けたのですが、さすがに後半のラップタイムが落ち込み気味になって来たので当初の予定通り35周でピットへ、再度アンドレにバトンを渡しました。
アンドレの第1スティントでも最後の10周、リアタイヤの摩耗からか、タイムの落ちが想定よりも大きくて、5ストップに対して優位性がなくなりつつありました...
続く