氷見の地酒、高澤酒造場の原酒=利右ェ門の絞り その1
昨日、氷見の高澤酒造をたずねると・・・「明日、絞るよ」と、お父さん。
絞る!?・・・そう聞いて、訪ねない手はありません。

朝、「おはようございますー」と、入っていきます。
前を歩くのは、7代目でもある杜氏の龍ちゃん。

真新しい酒造場ですが、酒のタンクが置かれているところは、大正時代の酒蔵。

建て替えの際にも、この蔵はしっかり守られました。
酒の絞り袋を握っているのは、お父さん。

きゅっとひねって、一定量を絞り袋に入れます。

そう、高澤の酒は、本醸造も大吟醸も、すべて「佐瀬式」・・・

蔵の立替の際には、空気圧で搾る蛇腹型の「薮田式」を導入しようか・・と思ったそう・・・
「大吟醸や高いお酒だけを佐瀬式にして、普通酒は薮田式って言うところが多いんだけどね・・・」といいつつ、昔ながらに時間も手間も人手もかかる「佐瀬式」だけにしたそうで・・・
では、その「佐瀬式」の絞り工程をどうぞ。
お父さんが袋に入れます。

たっぷりと酒の入った袋を槽(ふね)の中に並べます。

酒のタンクのところでは、均等に滑らかにポンプに酒が運ばれていくように、ずーっとまわし続けます。

この作業が、ずーッと続きます。

槽(ふね)がいっぱいになったら、2段目の槽を載せます。

槽(ふね)の一番下からは、重ねられた袋の自重で、じわじわと漉された酒が・・・

じわじわじわ・・・・・

また、槽(ふね)がいっぱいになったら、3段目の槽を乗せます。

おっとっと、本日はココまで。続きはまた今度。
今日の氷見は雪模様。外の酒の空瓶たちも寒そうです。

海際にある高澤酒造場の酒たちは、潮風を感じながら、うまい日本酒になって行くのであります。