氷見・温泉郷、女将の魚巡り

創業70年の氷見浜の料理宿の3代目女将が綴るおいしい日記です。
海の幸、山の幸、氷見人の幸をお届けします。


氷見の地酒、高澤酒造場の原酒=利右ェ門の絞り その1

2008年2月9日

氷見の地酒、高澤酒造場の原酒=利右ェ門の絞り その2

さて、昨日の続きです。

お昼近くに高澤酒造場をたずねると、原酒=利右ェ門の酒袋はすでに全部槽に納まり、自重でしぼられて3段めの槽も外されていました。

 

佐瀬式の機械は、今から50年ほど前のもの。高澤のお父さんが若〜い頃に家にやってきたそうです。

 

 

下の槽(ふね)だけ、ステンレスのものに最近変えたとのこと。

 

「まだ、圧はかけてないんだよね。今日は自重だけでゆっくりね・・・」と龍ちゃん。

 

蔵の2階から下をのぞきます。

 

 

大正時代のこの蔵は、2階の床が、ちょっとカタカタします。


実は、床板が釘止めされていないのであります。

 


「昔は、2階の床板を取っ払って、1階の酒樽に向かって仕事したから、床が外れるようになってんの」と。

 

 

なーるほど、それで、1枚1枚の床板に番号がついてる訳か。床板パズルだぁ。

 

 

来たついでで、色んなところを見せてもらいます。

 

酒のタンクの前に『酒の健康診断表』こと、管理表が。

 


タンクに巻かれた黒いチューブは、俗称『腹巻』。
温度管理をする為のもの。

 

タンクの中も覗かせてもらいました。

 


全てのタンクには、それぞれ別のお酒が入っていて、一つずつ、泡の出方も色も香りもちがっています。


毎日毎日、比重や酸度や温度など、すべてをチェックしていきながら、絞り込む日を決めていくそうな・・・大変な作業だね。

 

 

『おーい』とかって酒に話しかけたりするの??と聞いたら、『あー元気無いなー、とおもったら、話しかけたり、喝!入れたりしますよー』・・って。

 


だって、「最後は神だのみだもの」・・・と松尾神社のお札から笑い声が聞こえた気がする女将なのでありました。


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2008年2月9日 11:11

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