33年ぶりのご開帳、唐島祭り
氷見漁港そばにポコッと浮かぶ「唐島」・・・からしまと呼びます。
はるか昔に、唐の国から贈られたと言う伝説のある島ですが、5月3日は唐島祭りの日です。

この島には、弁天様と観音様が祭られています。
漁師さんたちの大漁と安全の守り神です。
(実は、弘法大師作の岩に掘られたお地蔵様もあるという・・・)
毎年、唐島祭には、唐島弁天が舟で唐島に渡り、5月4日に寺に戻る・・という慣わしです。
そして今年、2008年は、33年に一度のご開帳の年です。

この唐島に渡る弁天様がふだんいらっしゃるところは・・・、街中にある光禅寺。

街中の光禅寺からみて唐島の位置は、寺の鬼門にあたります。
島に弁天様を祭ることで、鎮護しているというわけです。
この光禅寺の歴史は古く1326年創建。
唐島は、寺の境内の一部なのだそうです。

そう、この光禅寺・・・・マニアにはとーっても有名なお寺・・・藤子不二雄Aさんこと、我孫子さんのご実家でもあります。

お寺の中には、原画がいっぱい。

藤子不二雄Aさんの作画人形もあり、な・・なんと、この机は、手塚治虫さんからいただいたもの。

たくさんの方々が、お寺に訪ねてこられるので、園山俊二さんのはじめ人間のクレヨン画なんかもあって、まぁ素敵!

で、当初の話に戻りまして・・・こちらが、5月3日にご開帳になる弁天様と観音様。

ご開帳前だから、ボカシが入っているのではなく、女将の腕が怪しいからなのでありますが・・・写真中央の輿の中に、弁天様と観音様がいらっしゃいます。
いつもは、一番奥上段にある金色の弁天様だけが唐島にお渡りになるのだそうで、今年は手前の2つもお渡りに・・・というありがたい年です。
(アア・・女将の知識が危ういぞぉ、どなたか違っていたら突っ込んでね)
輿を収める黒い立派な箱は、檀家さんがご開帳にあわせ新調して下さったそうで、それまでは白木の木箱に入っており、開帳後は紙で封印し、その行事に携わった町の役員さんたちの名前が筆文字で書かれておりました。
33年・・って、なかなかのタイミングですよね。
子ども時代にご開帳にであった人が、次は自分が壮年期でメインを務める、そして長老達もまだ達者で・・・と、きちんと伝承されるスパンでモノゴトが執り行われるわけですから、昔の人の時間の流れに対する意識の深さには脱帽です。
さて、5月3日の正午には、氷見フィッシャーマンズワーフ海鮮館の広場で、漁師町氷見ならではの獅子舞の奉納もあります。
今年は、唐島を取り囲む海沿いの中町・今町・湊町・浜町の四つの町の一斉の揃い獅子舞奉納。
ぜひお出かけくださいませ。
おっとっと、この唐島は、永芳閣のすべての客室から眺めていただけます。
氷見温泉郷 魚巡りの宿 永芳閣の女将/平田淑江でした。