もう鬼灯の季節?
鬼灯(ほおずき)?
いえいえ・・・
玉子です。玉子の黄身の味噌漬けなんですよ。
温泉玉子より、ちょっと高めに温度設定し、ゆでること20分。

すぐに流水で冷まし・・・

そーっと・・・むきます。
水の中で、ゆらゆらと白身だけを取り・・・

薄皮も取り・・・

水気を切ります。

白味噌、田舎味噌、味醂を練り合わせた床に・・・

並べ終えたら、上からそっと味噌を掛け蓋をします。

1‐2日寝かせて、しまってきて色がでてきたら、ほおずきの殻に入れます。

こんな風に前菜の中の1品になるだけの地味な存在ですが・・・。
まだ、鬼灯には早いのですが、見立てのものは季節先取りで、ちょっと早めに・・・
ですから秋の初めには、汐昆布と合わせて、柿玉子となったりもします。

召し上がっていただいた方からは「アラ、ずいぶん手のかかった品ですね・・」とわかっていただけます。
板前とお客様の駆け引きみたいなものでしょうか。
もっとも、「氷見!といえば・・・刺身っ!」というお料理をご希望の方には、地味すぎるので、お出ししておりませんで・・・お祝い事の前菜とか、巡りのコースの前菜とか、そんなときだけ登場する地味だけど奥深い1品です。
氷見温泉郷 魚巡りの
宿 永芳閣の女将/平田淑江でした。