“夏川祭り”という行事
今年、岸剣神社の氏子総代を仰せつかって、初めて知ったことがあります。この“夏川祭り”も、その一つ…。
郡上八幡の中央を流れる吉田川…
宮瀬橋のたもとの
通称「かかり岩」で
毎年、神事が行われています。

はずかしながら、
ぼくは、氏子総代になるまで
この神事について、ぜんぜん知りませんでした。
地元でも知らない人が多いくらいひっそりと行われていました…。

むかし、上流にある明宝村気良(当時)の白山神社から
宝刀が流されてきて
この(かかり岩)に流れ着いたことに由来しているそうです。
夏川祭り当日は、宮司さんを中心に
この岩の上にお供物を載せ
厳かに神事が行われました。
ぼくも氏子総代として、そのお手伝いをさせていただきました。
川が暮らしの中心にあり
川を取り巻く文化が、今も色濃く残っている郡上に
ふさわしい伝統行事だと思います。
でも、その存在を知っているのは
地元でも、ごくわずかなのが、ちょっと残念です。
川での神事と並行して
岸剣神社境内では
“茅の輪くぐり”が行われます。

下の写真の茅で作った輪を
くぐると、厄払いができます。

1回目は、くぐってから左へ回って、二回目は右へ回る…
3回目はまた左へ回って
最後にまっすぐ進んで拝殿でお参りをします。

陽が沈み、闇が深くなった頃、
提灯に囲まれて
岸剣神社大神楽が街を練り歩きます。

提灯に取り囲まれた大神楽が
岸剣神社まで戻ってきました。
↓

この提灯集団を迎えて
神社境内で最後の大神楽舞を奉納したら
夏川祭りも終わりを迎えます。
さぁ、あとは…「なおらい」だーっ!
神社では、打ち上げ(ご苦労さん会)のことを
「なおらい」と言うんだそうです。
神社の行事には、「なおらい」が多い…
さぁ、今夜も「なおらい」だーっ!
