ウナギを絶対食べない地域…粥川を歩く
郡上には、ウナギを絶対に食べない地域があります。郡上市美並町粥川地域。

今でも、年配の方々は宴席で鰻を出されても
背広のポケットにそっと隠して
食べたふりをして持ち帰るというほど徹底しています。
そんなわけで、粥川でウナギを獲るのは御法度!
こんな看板が各所にあります。
↓

なぜ、この地域ではウナギを食べないのかというと…
昔、この地域の山(瓢ヶ岳)に鬼が棲んでいて
村を脅かしていました。
いろんな豪傑が鬼退治に出かけたのですが失敗ばかり…
それで、最後の頼みの綱で朝廷に進言したら
藤原高光卿という武将が
鬼退治に来ました。
彼が鬼退治を始めても
鬼はいろんな妖術で逃げてしまいうまくいきません。
そこへ、なぜかウナギが登場します。
ウナギが藤原高光卿を道案内すると
なんと不思議!
鬼を追い詰めることができたのです!

それ以来、この地ではウナギを神とあがめ
食べなくなりました。
だから、もちろんウナギにとっては天国!
外からウナギを捕りに来る人を見つけると
袋叩きにするほど
地域は徹底してウナギを保護しました。
そんなわけで、ここは未曽有のウナギの群生地…。

昔は、昼間でもウナギが姿を見せ、
御櫃(おひつ)を洗ってご飯粒が川へ流れると
ウナギが御櫃(おひつ)の中まで入ってくるほどだったそうです。
残念ながら、今はそれほどでもないですが
地域の人たちは
大切にウナギを保護しています。

川の水の色を見てください。
エメラルドグリーンの水の透明度は
ほんとに半端じゃない!

ウナギを絶対食べない里があるのって
それも、とても
いいんじゃない…と思います。

10月から
ここで秋の冒険キッズをします。