郡上明宝 つれづれ日記

長良川の上流、郡上踊りが有名な郡上八幡の片田舎で、都市にすむ方々に自然体験や農山村体験を提供しています。田舎で巻き起こるたのしい「事件」をいっぱいお伝えします。


雪の中の大根収穫体験!

2008年11月29日

気の弱い人は見ないでください。クマに襲われたシカの生首…

 ゆるちゃんとハルとじゅんこが、『里山の袋』の取材で地元の熊撃ち猟師さんと山を歩いてきました。
そして、そのお土産を見てビックリ!!!シカの生首!

 

いつも山のこと、山の生き物のことを学ぶ

熊撃ち猟師のWさん。

 

今日はゆるちゃんハルじゅんこが同行して

郡上と荘川の境目あたりの山へ連れて行ってもらいました。

 

熊撃ちをされる猟師さんは、山の生き字引です。

素人のぼくたちは、山でクマに会いたくないから

熊の出没のニュースを頻繁に聞くように思いますが、

実際にクマを追いかけて狩猟する猟師さんからすれば、

熊の居所を探すのは並大抵の努力ではできないことなんだそうです。

 

 

今日は、幸運にも熊が寝床にしている

「ミボシ(身を干すという意味)」という場所に遭遇しました。

 

ゆるちゃんが撮ってきた写真で見ると…

断崖絶壁の片隅に…

 

こんな感じで

近くの木の葉を敷いて寝床のようにしています。これがミボシ。

 

ここでクマがシカを食べたんだそうです。

 

その残骸が残っていました。

そこに生首も…

 

同行したじゅんこが飛び上がって驚くと思ったら…

 

全然平気…!ちっとも驚かない…!

女は強し!

 

 

シカの首があまりにきれいに残っていたので、

ハルは、持ちかえって白骨にして置き物にしたい…

と思ったのだそうです。

 

そして

 

持ち帰ってきたのが

 

コレ

 

 

引き返すなら今のうちです。

 

気の弱い人は、これ以上見ないことをお勧めします。

 

それでも

 

どうしても見たいという人は…

 

コレ

 

 

まだ間に合います。

 

これが最後の警告です。

 

夢に出てきても責任を負いかねます。

 

 

 

それでも見たいという変わり者のあなたは

 

どうぞ

 

 

写真では、ちょっと剥製のようで生き物の実感が伝わらないかもしれませんが、

現物には、ちょっと前まで生きていた

という生々しい迫力があります。

 

 

ぼくたちが山へ下見に入ったり散策に入ったりすると

こうした動物たちの戦いの跡の生々しい現実に出会うことがあります。

 

遠くから山を眺めていると

そこに棲んでいる動物の暮らしなんか

想像もできませんが、

 

今も、少し山へ入ると

動物たちの壮絶な野生の暮らしが息づいているんだなぁーと

つくづく思います。

 

 

ここで

 

<みっしー校長のワンポイント講座>

 

「熊撃ち猟師は自然破壊者か?」

 

 よく猟師(漁師)を、貴重な野生動物を殺す自然破壊者だと思う人がいますが、レジャーハンターやレジャー釣師ではない職猟師(職漁師)は、決してそういう存在ではありません。

 たとえば、熊は今、植林などの影響で餌場を失い、その数が激減しています。元々彼らは、あの大きな体を維持するために、とても広いテリトリーが必要です。それが数が減ってしまったためになかなか出会えなくなり、交配が進まなくなりました。交配したとしても近親交配になってしまい、弱い個体になってしまうそうです。そのため、強靭な体で広いテリトリーを縦横無尽に歩き回わることができなくなり、すぐに里へ降りてくるようになっているのだそうです。職猟師(漁師)さんたちは、こうした野生動物の生態を知り尽くして、将来にわたって猟(漁)ができるようにと、その保護と維持に心を痛めています。「いのち」のそばにいて「いのちをいただく」しごとをしている彼らは、だからこそ強い責務を感じながら「いのち」と向き合っています。

 彼らがいなければ、野生動物たちの現状をリアルに把握することは不可能だと言っても過言ではないでしょう。

 

 

 


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2008年11月29日 1:45

コメント

さんじ18 [2008年11月29日 20:53
弱肉強食の世界ですから 鹿を捉えて食べるのも自然な行為
これで満腹になった熊は、安心して冬眠するでしょう。

熊の行動ですが
人間が、熊の領域まで入るから熊と遭遇したり 食べ物を先に人間が採り尽すから食べ物を探しに里まで降りてくる。

1度 里に下りて野生とは違う食べ物を得た熊は再び楽に食べ物を得られる里へ来る。そうなると人間も困るので、ハンター(猟師)に依頼して射殺してもらうことになるが、結局は、人間の行動1つで変わるものです。

田舎では、野生と自然との共存が自然と出来上がっていて生活しています。

T-boy母ちゃん [2008年11月30日 0:48
写真がアップになるにつれ、生唾を飲んで見入ってしまいました。そう言えば、きーちゃんの山の家の池にも仔鹿の白骨が沈んでいましたっけ。「魚や微生物がこんなにきれいにしてくれた」と聞いてびっくりしました。
都会では決して目の当たりにできないけれど、それが自然の摂理なんでしょうね。

みっしー校長 [2008年12月1日 12:54
 さんじ18さん、こんにちは。そうですね、結局、人間の行為が引き金になるのですから、よきにつけあしきにつけ人間に責任が大きいですね。
みっしー校長 [2008年12月1日 12:57
 T-boy母ちゃん、こんにちは。都会では、生き物が死んだ姿を見ることが少ないでしょうから、こうしたことはショッキングでしょうが、ある意味、「死」に出会うことは、今、大切な体験かもしれませんね。
さくらちゃん [2008年12月1日 21:52
気は弱いのですが、好奇心の方が勝って見させて頂いちゃいました^^;
世の中には見なくてよいものもたくさん溢れていると思います。
でも、時に残虐に見えても、生きるために必要なことには目を背けずに受け入れ、考えていきたいなと思います。

みっしー校長 [2008年12月2日 10:35
 さくらちゃん、こんにちは。ほんとにそうですね。「何を見て生きるか」は、自分の生き方と密接に関わっていると思います。まっすぐ生きていくために「見るべきもの」には目をそむけないで生きていきたいですね。

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