ヒラタクワガタ
ヒラタクワガタで考えた事・・・
昨日、伐採した木々にクヌギがありました。
何故伐ったのかというと「高速道路」建設に伴い伐採される事になったのです。
伐採された木は「産業廃棄物」として処理されます。
さて・・・伐った木にはカミキリムシがあけたと思われる穴がありました。
その部分を切り取り穴の進行方向に従ってそーっと?チェンソーで切込みを入れてみました。
すると、その中には「ヒラタクワガタ」が冬眠中。
最初はなんだか宝物を見つけた気分で単純に嬉しかったのですが・・・

よーく考えると・・・
本来、高速道路建設がなければクワガタはこのまま寿命を全うしたはずです。
人間の都合「利便性」を追求することで、我々の気づかぬところでこのような多くの命が絶たれているんでしょう。(勿論草木も同様)
クワガタというひとつの命が寄りかかって生きているこの木も、「産業廃棄物」として、つまりゴミとして処理されるのです。
私の従事する「林業」は一時的にはこの小さな命を救ったのかも知れませんが、その代わりにもっと多くの命を奪っているのでしょう。
人間は仕事を得てお金を稼ぎ命を繋ぐ。一方はゴミとして処理される。この差はどうして生まれるのでしょう?
「私が生きることはもっと多数の命を奪う行為に他ならない」
改めてこのことを肝に銘じて生きようと思います。