剥きました。
今日も冷え込んでいます。
那須連山の中腹程度のアート・ビオトープは、標高500メートル程度。
山から吹き下ろす風は時に強く、冬は雪を運んできます。
今日は雪がちらちら風に舞っているのですが、とにかく寒い。
気温を見たらマイナスになっていました。

寒いのが苦手なので、この程度でとても弱ってしまいます。
さて、そんな寒さの中、冬でも緑色の葉を保っているのはアオキです。
学校などの建物の日陰によく植えられている植物です。
冬でも青々としているのでアオキ(青木)と名付けられたとか。

アオキの花芽。葉は雪を載せています。
アオキの葉はクチクラの層が発達しているため、冬でも葉を
携えることができます。クチクラとはロウ状の物質で、葉の表面を
覆い、不必要な水の蒸散などを防いでくれます。
クチクラ「Cuticula」は髪の毛の表面にもあり、英語のCuticleから
来ているといえば、わかりやすいでしょう。
ちなみに真ん中に写っているのが花芽です。
いくら葉っぱが丈夫だからといっても、花の芽は弱いものです。
なので、寒い冬の時期はこの中にしまってあり、日照も気温も
十分に揃ったら、晴れて花を咲かせるのが普通です。
せっかくなので、剥いてみました。

ところでアオキは花の時期がとても長く、早いところでは12月から
5月くらいまでだらだらと咲いています。
更に同じくらいの時期に前年に出来た実が徐々に赤くなっていきます。

実は緑から赤に色が移り変わっていきます。
他の植物と異なり冬でも葉を付けていて、花も実も半年くらい
ぶら下げているアオキは、かなりののんびりっぷりです。
あくせく花を散らすサクラとは対照的です。