にぎやかな二日間
以前にご紹介しました陶芸ワークショップが、大盛況のうちに終了しました。
数か月にわたり準備を進めてきた大イベント。
5月17日〜18日の二日間に及ぶワークショップです。
今回の講師は、金沢から来てくださった中村卓夫先生。
伝統を大切にしながらも、新しい造形を展開させる陶芸作家です。
素晴らしい先生に教わる又とない機会ということで、
定員いっぱいまで受講生が集まりました。
日程は
17日午前 スライドレクチャー・・・「器〜うつわへ」「琳派な訳」
午後 実践・・・「デザインから上絵まで」 九谷の和絵具で上絵付け
夜の間に焼成 760℃
18日午前 公開制作・・・「土のやわらかさを知る」 タタラ技法での制作
作品窯出し
午後 実践・・・「金箔の技」 昨日の作品に箔貼り
夜の間に焼成 670℃
19日 午後 完成作品窯出し
このように、聞く・見る・作ると盛りだくさんです。
受講生の方々、まずは真剣な様子でスライドレクチャーに臨みます。
卓夫先生の作品や考え方、琳派について学びました。

お昼休みをはさんで、午後は上絵付けです。

古い襖絵や着物、屏風の模様などを元に、配置をデザインしていきます。
デザインが決まったら、次は絵具を乗せます。
この時、「描く」より「乗せる」ようにするのがポイントです。

珍しい伝統的な九谷の上絵体験ということで、メモを片手に卓夫先生の手法を学びます。
絵具を乗せたところで、一日目は終了です。夜の間に焼成をし、徐々に冷まします。
二日日は公開制作からの始まりです。

卓夫先生の華麗な制作技法を目の前で披露していただき、
みなさまから感嘆の声が聞こえてきました。

みるみるうちに作品の形が変わっていくのは、本当に驚きです。
そして午後。

焼きあがった作品です。とても鮮やかになりました。
その作品に、今度は金箔を貼る作業です。

息を止めて、薄い金箔を、使いやすいように「あかうつし紙」に移します。
緊張の一瞬です。
定着させるために作品に油を塗り、乾いたら箔を乗せていきます。

きらきらで眩しい作品になりました。これで、全行程が終了です。
この段階では、箔が一重の部分と、二重の部分とは区別ができません。
また、夜のうちに窯に入れて焼成です。
焼きあがると、、、箔が一重の部分は、下の絵具が透けて見えました。

これで完成です!金箔が上絵具に沈み込んで、定着しました。
とても面白くて、不思議でした。そしてきれいですね。
19日の窯出しを待って、お持ち帰りの方もいらっしゃいましたが、
完成作品を手にして、感動されていました。
「充実した二日間でした」
「楽しかった〜」
「こんな作品が作れるとは思ってなかった。。。」
などなど、たくさんの感想をいただきました。
宅配でお届けの方も、そろそろ手元に届いたころでしょうか。
受講生の方々の笑顔を思い浮かべています。スタッフ一同、
先生とみなさまに、感謝の気持ちでいっぱいになったワークショップでした。
本当にありがとうございました。