さなぶり
*牛乳の故郷那須*では、5月18日は、「さなぶり」ですよと回覧が回ってきました。
自治会の回覧板が回ってきて、今年の「さなぶり」は、5月18日になりました。みなさん、どうぞお体を休めて・・・と書いてありました。

ちょうど田植えの指導に農場に来られた近所の農家の方に聞くと、
・「さなぶり」とは、田植えを終えて、ご苦労様というお休みをとることで、この日は「柏餅」を作って働いてくれたみなさんに届けたり、かかった費用を清算したりする日だと教えてくださいました。でも、このごろは、婦人会が考えて、マイクロバスをチャーターして、みんなでどこぞに出かけるなどに当てられるときもあるという話でした。
わが農場でも、田植えに来た子供たちに餅つきをして、草餅を食べさせてくださいました。

帰ってから、どんな字を書くのかなあとインターネットで調べてみたら、以下のようにまめに調べている方のページに出会いました。とても勉強になりました。パソコンなど苦手なおじさんにとっては、うわぁすごいのひと時でした。
みなさんも、その豆知識をどうぞ。・・・
そこで、『広辞苑』ではどのような字をあてはめているのかを念のために引いてみました。
それには、「『さなぶり』は『さなぼり』と同義。『さ』は稲の意。田植えがすんだ祝い」とあり、意味には「早苗の田植えが終わる」とあります。これに従うと、田植えが終わった祝いの『さなぶりもち』は、『早上餅』ということになります。
それなら古語辞典ではどう書いてあるだろうかと、近くにあった『小学館新選古語辞典』で『さなぶり』を引いたところ、「農家の行事で、田植えのすんだ祝い」とあり、、『早苗饗』の字が当ててありました。これまで全部違う文字なのです。
これは大変だと、もう一冊の『旺文社古語辞典』をひっばり出してきて引いてみると、『早苗饗・早苗振』の2種類が併記してあり、水面に早苗の束を投げ入れるという意味から『早苗振』とした北村説も根拠のあることが確認されました。
わが農場は、まだまだ1番草の収穫などが続いていきます。