牛乳の故郷、那須より


那須岳の麓に広がる緑の高原には、300件以上の酪農家の牧場が点在しています。多くの温泉を抱え、都会のオアシスとして、牛乳や米、新鮮な野菜など都会の食の供給地としての那須からみなさんに季節のたよりをお送りします。


あっという間に6月ですね

2008年6月3日

イチゴの収穫

*牛乳の故郷那須*から、美味しそうなイチゴの写真をおとどけします。

わが農場では、ジャムを作ったり、アイスにイチゴを入れたりするため、少しばかりイチゴを作っています。形は小さく、すっぱくて中まで赤い種類です。ジャムを作るのには最適です。

 

 

そのイチゴが色づき、収穫を始めました。といっても、10畝足らずのところですが、それでも、酪農の仕事の合間に収穫するのは骨が折れます。

 

 

 

 

 

こうやって一つ一つ収穫していると、たった1時間でもたいへんなのに…。以前見た映像、綿畑で日が昇ってから日が暮れるまで収穫を続けていた人や、カカオの実を収穫していたチョコレートも知らない子供たちの姿、サトウキビ畑で一生働き、死んでいくとき持っていたものが、収穫のための刀と着ていたTシャツだけ…という姿などが浮かんできます。こうやって多くの人の手で、労働で得られるもの、改めて大切にしなくてはと思います。だからこの次期、なるべく実りを無駄にしないように普段あまり行かない畑にまめに行くようにしています。

 

 

 

農林水産省の試算によると、日本は食料の60%を海外に依存している。輸入している農産物の生産に必要な海外の作付面積を試算すると、約1200万ヘクタールとなり、日本国内の農地面積の約2.6倍に当たる。つまり、私たちは時刻の農地の2.6倍の農地が海外に必要となる…。という文章を読んだことがあります。

 

その農地で働いている人にまで想像がふくらみます。

今行われている、「アフリカ開発国会議」でわが国の首相は、「アフリカ諸国に対するODAの予算を2倍にします」と演説したと伝えられる。

人間一人が、一日一生懸命働いた労働に対する格差を何百倍である事実をそのままにして、援助をいくら増やしても、貧しい国の国民の生活は良くはならないのではないだろう。フェアトレードに取り組む人々、国が増えている…。

 

 

とはいえ、真っ赤に輝くようなイチゴを手に取り、収穫するのはなんかとてもいいです。宝物を手にしているようで…。自然の恵み、手で取る喜びかな。

そのあと、へたを取り、水で洗って、重さを量って、冷凍して、後日ジャムなり、ペーストにしてアイスにいれたりします。

先日、サクランボの出荷のことがニュースで伝えられていました。粒のそろったそれこそ宝石のようなサクランボが箱の中にきっちり並んでいました。粒のそろわないイチゴも収穫しながら、それでもいいから食べたいなあと思いました。


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2008年6月3日 5:00

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