ガラガラの牛舎
*牛乳の故郷那須*からこの夏のわが農場の牛舎事情のお話をします。
52分の32,これは何の数字でしょうか。
ガラガラの牛舎を表す数字です。
わが農場の搾乳牛舎は、52頭の牛が繋げる牛舎です。その牛舎で搾乳される牛の数が先日、32頭になってしまいました。まさに、搾乳時ガラガラで、気持ち的にあっという間に搾乳が終わってしまいます。

搾られる乳の量も、52頭そろえば、1日、1400〜1500キロなのに、なんと900キロまで落ち込んでしまいました。
なんでとお思いでしょうが、それは、この7月8月に出産予定の牛が、7月8頭、8月13頭と、合わせて、21頭いるからです。

牛は、妊娠期間が10ヶ月、出産してから乳を搾られる期間も約10ヶ月、そして、出産の前2ヶ月は乾乳といって、乳を搾らない期間があるのです。母牛は、種付けという人工授精により子牛を宿します。この種付けは、子牛を産んでから約2ヶ月たったころの発情の日に行います。発情が弱かったり、種のつきが悪かったりすると、次の発情の日まで、約一ヶ月待たなければなりません。
で、昨年の夏は、種付け候補牛の種の付きが悪く、つかないまま秋にずれ込み、秋になって一斉に種がついたものだから、翌年、つまり今年の夏のベビーラッシュになったわけです。

夏は、牧草の収穫、トウモロコシの収穫、そして、夏休みになるとひっきりなしの来場者、アイスの製造・出荷が増えるところにきて、子牛への哺乳がふえ、また、産んだばかりの牛の搾乳は、別のバケットでの搾乳になり、考えるだけでも目が回りそう・・・・・です。
出荷する乳の量が増えるのは楽しみですが・・・・。

そんな忙しい夏がもうすぐそこまでやってきています。今日もまた一頭子牛が産まれました。うれしいことにメスでした。
