緊張したぁーーー。
2月21日氷見でパネルディスカッションに参加してきました。大体こんな感じのことをしゃべってきちゃいました。
こんなコメントをしてきました。
○ 1R
・ 各パネラーから自己紹介に替えて、自分たちの地域特有の日常的な「営み」について印象的なことをコメントしていただく。
私の周りでは、お年寄りも勤めている方もほとんどが、農林漁業もしている。
山の幸、海の幸をお金に換えて、日々細々と暮らしている。
私が、田畑を一切していないからなのか、仕事から帰ってくると玄関にその季節の野菜やきのこ、魚や海藻などが放り込まれている。うちだけでは、消費しきれないほどの量で持ってこられる方もいる。調理済みの時もある。
こういった、古き良きコミュニティーが未だに、残っている。
○ 2R
・ 自分が住む地域で誇るべき「地域資源」が何であり、それが能登の自然や景観の恵みによってもたらされていることがどのような時に実感できるかについてコメントしていただく。
私が思う誇るべき「地域資源」は、大きい変化を好まない風土と、先っちょという立地がもたらす情報伝達の鈍さによって保たれてきた、自然と人と経済における「バランス感覚」だと思っています。それが、伝統的な文化、工芸、芸能や食の文化などによって伝えられ、人が心豊かに生きていくための基本となる「不偏的価値観」を生んでいくのではないかと思います。
私は時折、経済に偏った価値観に陥る時があります。支払いが滞りそうになると、もっとお金があれば楽できるのにと経済に苦しめられていると思ってしまう自分がいます。その一方で、家族みんなで笑いながら食卓を囲んでいる時なんかは、お金ないけど、しあわぜだなぁと思える時もあります。そして、その食卓に並んでいるのが近所のおばちゃんや、嫁のおばぁちゃんがくれた食材で、旬のものばかりでめちゃくちゃおいしい。買ってきたわけでもないのに、こんなにも幸せと、感謝の気持ちを持って安心して暮らせる環境があることに気付きました。
○ 3R
・ これからの能登に対する大いなる期待を込めて、能登は何を目指すべきで、その際にどのようなことに配慮すべきかについてコメントいただきたい。
私が思う、能登の目指すべき姿は、私が述べた誇るべき「地域資源」がもたらす、不偏的価値観をもった人を育める場所だと思います。
私は、本来日本人が諸外国に対して誇れる、日本人ならではの価値観はこれだとおもっています。今は、経済(お金)に偏った価値観の人が多すぎると感じています。私が言うまでもないことだとは思いますが、お金はあくまで道具です。その道具に人が振り回されている現状があることは、みなさん、薄々感じているのではないでしょうか。
経済を求めるのが駄目だと言いたいのではなく、やはり「バランス感覚」が必要だといいたいのです。皮肉なことに、諸外国で評価を受けているのはそのことを伝えてきた伝統や文化です。
だからと言って、日本中がこういう場所となることはあり得ないし、望みません。
「日本」という国を支えていく一つの歯車として、この能登の自然と背景がもたらす不偏的価値観によって育まれた「バランス感覚」をもった人を育てる場所を目指すべきと考えます。
そのためには、まずそこに住んでいる人が、そのことに気づき、誇りに思えるようになること。何もない辺鄙なところという意識ではなく、重要な役割を担っている誇れる場所と思えるようになることが大事だと思います。
以上、写真がないので見難いですね。すいません。
参加したパネラー間では、これからの「能登はひとつ」というテーマに対しての方向性は共有できたと感じられ、とても有意義な時間となりました。関係者各位にこの場をお借りして感謝を申し上げます。ありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。