第4期グリーンツーリズム実践大学4月講座−フォーラム:「私と農泊の魅力〜新しく農泊を始める人のために」C
司会・時枝仁子)
我が家ならではのおもでなし、こういうことには気を配っている、ということがありましたら、お願いします。
中山ミヤ子)
生徒の場合は、来たくないのに来ている、という生徒も多いです。本当はもっと遊べる遊技場のある所に行きたかったのに、と、反抗的な雰囲気を感じます。来た時はそんな雰囲気を感じます。だから、私は来たときはすぐ食べられるように囲炉裏の傍におにぎりを用意して、話をします。来ている間は、喧嘩しない、仲良くして怪我をしないこと、食べ過ぎないことを約束します。
一回だけ、大阪の聾学校だったのですが、すごく食べるんです。それからその時は先生が一緒だったのですが、残さないようにと心がけさせて、すごく食べたんです。2泊したんですが、2泊目に体調を壊して、病院に連れて行ったり、大変だったんです。体調にあった量を食べてください、というのを言うようにしています。
それと、もう一つは、とても子ども達がバーベキューが好きだっていうんで、調子に乗ってバーベキューをしたことがあります。バーベキューなら自分達でするから大丈夫だろうと思ってほうっといたら、1人夜中にお腹をこわしました。他の子に聞いたら、肉を焼けないうちに独り占めして食べていたから当然だと言うんです。その後お腹は痛くない、と言うんですが、それでも心配しました。その子が帰ってからお母さんに電話したら、「家の子はいつもお腹が痛いと言うんです。口癖なんです」と言うんです。それから、バーベキューはしないようにしました。かわりに肉じゃがにします。もう、その時の怖さといったらなかったんです。どういう子がいるか分からないのですが、それは気をつけたほうがいいと思います。
矢野英子)
まず第一に、私達は年ですから、自分の健康をそれに向けて整えるようにしています。子ども達に対してその行動というのが、子ども達にとって満足できるか、それは主人とよく話しています。都会からの子どもはじいちゃん、ばあちゃんを知りません。女の子は「おばあちゃんに加勢してやらねば」という気持ちになります。それも教育の1つかなと思います。元々持っている優しさという本能を出すことになるのかな、と。
10年前みたいに元気にはできないんです。体調を整える、というのがスローガンです。さっき中山さんが言ったみたいに、一緒に作って食べるようにしています。すると作る工程で、ポッとしたことを話してくれます。何ていうか、ああいう時はよかったな、と思うのです。
上手な子も下手な子もいます。すると子ども同士で学校で見ないものを認め合います。子ども達が認め合っているところを、合いの手をいれます。「お料理ができるのは自分も人も楽しませてあげられるから続けていかないといけんよ」と合いの手をいれます。すると、「うん」と言いますが、そういう時いいと思います。男の子は行動がついていけない時があります。女のこの方がいいです。
今年は、高校を卒業したからと、尼崎日新中学校の子ども達が4人で2泊で来てくれました。写真を見て楽しみにしていたら、立派な娘さんになっていました。本当に考えられないことがおこったな、と思いました。皆高校も進路もバラバラなんです。後で手紙をくれて、今度は(修学旅行で一緒に泊まった)7人全員で来たい、と言ってくれました。農業体験で何かしたいと言うので、大根をひいてもらったんです。中学校の時の農業体験を忘れてなかったなあ、と思います。こういう風に、間違いのない子が来てくれると嬉しいです。ですけど、間違いそうな子が来てくれるともっと嬉しいです。