第4期グリーンツーリズム実践大学7月講座−降幡廣信氏講演「日本人とその住まい」G
この頃1700年頃は、イギリスでは産業革命の時代です。この頃1人平均8万キロカロリーを消費していました。これは国全体で使うカロリーを人数で割ったものです。狩猟時代の40倍です。生活が便利になると消費カロリーが増えます。明治時代になると一般の住宅も良くなってきました。そして大正、昭和、平成ときました。それまでは右の様に中廊下式とありますが、日本の部屋はそれまでは中廊下式というものはありませんでした。大正時代頃から中廊下型になってきました。この中廊下は明治初年に西洋式の学校建築が始まりましたが、それが中廊下式でした。それまでは寺子屋で、障子を取り払い机を並べ、子ども達が勉強していました。明治の初期に西洋式の学校が入ってきました。それぞれ独立して部屋を造ったので中廊下式にしました。日本に初めて中廊下式ができたのは学校だと思います。それが影響して中廊下式の住宅が作られるようになって今日に至ります。
そういう中で平成の現代住宅は色々ありますが、礼として図のものを挙げます。今の家は家の下に下水管、北海道であれば暖房のための配管等色々配されています。そして高層マンションです。そんな中で現在では1人当たり25万キロカロリー使っています。これはこの時代からすると、最初は2000キロカロリーだったわけですから200倍です。そういう時代になりました。この間サミットがあり、世界の温暖化を食い止めないといけないという話が出ました。この状態でエネルギーを使い続け、二酸化炭素を発散させ続けると、人間が住めない星になるだろうと言われました。2010年に半減させるという目標をあげてサミットは終わりました。世界中の人をそういう方向にもっていかないと、世界は危ないということだと思います。2000キロカロリーで生活していける人が世界平均で25万キロカロリー使っています。しかもこれは世界平均であり、アメリカ、日本ではもっとずっと多いわけです。
こんな中でわたしたちがどういう風に生活していかないといけないか、よく考えていかないといけないです。皆さん、この資料を使って日本の住宅は世界で稀なものだ、精神的に高いものだということを大勢の人に伝えていただきたいと思います。どうもありがとうございました。