全国わら小積み大会
埼玉で作る予定だった「わら塚」を作りました。

今年の「わら小積み大会」は11月18日に江戸時代のテーマパーク
「地獄極楽」そばの田圃で行なわれました。
今年も「三ツ又小積み」で優勝を狙いましたが、参加賞に沈みました。
優勝は毎回愛媛県から参加してくださる宇和町の「わらぐろ」でした。
「三ツ又小積み」は結構手間がかかります。
ギャラリーから「いつもこの形のものを作るんですか?」とか「安心院
のどこに行けばこのわら塚が見られますか?」とか聞かれましたが、
この大会だけの特別出展です。
そう答えると、「なあんだ、『創作』ですか。」と言われるのですが、
『正調』小積みです。
わら小積みはわらの保存のために作っていたのですから、わらの
用途が途絶えた時点で「わら小積み」も消え行く運命なのです。
農家がヒマに任せて酔狂で作っているわけではないのです。


消え行く農村風景の中で、「わら塚のある風景」は残すべき景観
だと指摘されたのは写真家・藤田洋三さんでした。
私たちの祖先は、わらを日本の貴重な資源として、大切に保管し、
様々な形で利用してきたのです。
日本はわら文化の国です。
地域、気候、風土、歴史によって「わら塚」も様々です。
この大会が消え行く農村風景、農村文化を伝える貴重なイベント
としてこれからも続いていって欲しいなと思います。


隣町・院内町の「三ツ又小積み」 隣町・山香町の「正調」小積み