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北海道・小樽・札幌の地名由来

2008年1月5日

北海道鉄道のルーツ〜幌内鉄道〜

幌内鉄道は日本で3番目に開通した鉄道。アメリカ式の鉄道は日本で初めて採り入れられた。

 

本日は、北海道の鉄道についてお届けしたいと思います。

 

 

ジョセフ・ユーリ・クロフォード像

 

小樽の手宮⇔札幌間の鉄道が開通したのは、1880年(明治13年)で、新橋⇔横浜間、大阪⇔京都間に次ぎ、日本で3番目に開通した鉄道です。

開通した当初の営業区間距離は35.9kmで、本州の鉄道では、イギリス式の鉄道様式を使われていたのに対し、幌内鉄道は、アメリカ式の鉄道様式を使って、鉄道建設が進められたといわれています。

アメリカ式の鉄道様式が日本で最初に採り入れられたのが幌内鉄道です。

 

 

アメリカ製蒸気機関車「しづか号」

 

幌内鉄道の建設に携わった人物は、アメリカの鉄道技師「ジョセフ・ユーリ・クロフォード」博士で、この鉄道の建設が始まったのは、1878年(明治11年)頃でした。

車両はアメリカから輸入され、アメリカのH・Kポーター社製のC型テンダ蒸気機関車を2台、蒸気機関車に連結される客車もアメリカからそれぞれ輸入されたといわれており、輸入された2台の蒸気機関車に「弁慶」、「義経」と名づけられました。

北海道初のお召し車両である「コトク5010型」は「開拓使号」と名づけられ、幌内鉄道が開通してから翌年の1881年(明治14年)に明治天皇が北海道にご巡幸されたときに「開拓使号」が使われました。

 

因みに「弁慶号」と「開拓使号」は準鉄道記念物に指定されていて、この車両は埼玉県さいたま市にある「鉄道博物館」に展示されているそうです。

 

 

北海道初のお召し列車「開拓使号」の模型

 

手宮⇔札幌間の鉄道を建設する区間で一番難所だったのは朝里⇔張碓間付近です。

断崖と海に挟まれた鉄道ルートは、「安山岩」の地質による断崖に囲まれ、落石や雪崩が起こりやすく、このルートに囲まれている断崖による崩落は幌内鉄道が開業されて以来、長年の課題となっていたらしいです。

1957年(昭和32年)に崩落防止壁を設置したり、岩石除去の工事が行われたそうです。

1882年(明治15年)に札幌⇔幌内間が開通し、幌内で産出された石炭を鉄道を使って手宮まで運び、手宮に着くと鉄道から船に石炭を載せ替え、石炭は船便によって本州方面に出荷されたそうです。

 

 

北海道鉄道開通起点の石碑

 

幌内鉄道は、北海道鉄道のルーツであり、陸送による輸送手段の礎を築かせてくれたといえます。

手宮線は、1985年(昭和60年)11月に、幌内線は1987年(昭和62年)7月に鉄道営業を終え、各々の路線は105年に渡る歴史に幕を閉じました。

そして現在の手宮線は、廃線路として歩道整備を進め、小樽観光の役割を担っています。

 

 


2008年1月5日 0:15

コメント

168 [2008年1月5日 0:30
こんばんは
北海道の鉄道は日本でも3番目で凄く歴史を感じる鉄道なのですね!しかもアメリカ式は最初ですか
機関車も映画の中でアメリカ西部を走る機関車を思わせますね!
名前が「弁慶」「義経」とは、それも凄いです

ラクちゃん [2008年1月5日 0:52
こんばんはぁー(●´ー`●)
長期連休も後半で、すっかり遅くまで起きてるのに慣れてしまったラクちゃんです!!!

>アメリカ製蒸気機関車「しづか号」
 かっこいい!!
 見てみたいなぁー☆



takanish [2008年1月5日 1:22
こんばんは。
今日は、北海道の鉄道史を少し学ぶことができて、良かったです。
ありがとうございます。
このアメリカ式の蒸気機関車や客車って、西部劇にでも出てきそうな感じでずね。

おぺ [2008年1月5日 2:57
こんばんは。
168さんやtakanishさんのコメントにもありますが、アメリカ式ということで西部の雰囲気がありますね。
フロンティアスピリットでは共通点がありますので、北海道ならではの趣きを感じますよ。

トータス [2008年1月5日 7:22
おはよう LUXELさん
アメリカ式と英国式 線路の幅が同じかどうかが一番気になりました。
皆さんが書き込みされているように、西部劇で見た機関車そのものですね。
北海道の開拓とマッチしています。 ある国のトロッコ列車で同じ様なものに乗ったことがあります。

のんのん2002 [2008年1月5日 7:26
こんにちは。
手宮−札幌間の旅客鉄道に対して、札幌−岩見沢−三笠−幌内の貨物鉄道(石炭運搬)に活躍した幌内鉄道。手宮線は観光の役割を担っているのに対して、石炭関連施設は、夕張市のように、今ひとつ、観光資源にはなり切れていない感があります。ただ埋もれさせてしまうのは、もったいないですね。

かうりん [2008年1月5日 9:52
遅くなりましたが、おめでとうございます、かうりんです。m(__)m
今日は鉄道機関車のお話ですね。
汽車・列車・電車と色々な呼び方がありますから、正直どれも一緒?なんて幼稚な疑問が沸いてきます。(それ位の知識しかないかうりんです)
確か、チンチン電車で有名な小樽じゃなかったでしょか?(チンチン電車は此方の県にも在ります)

Y's [2008年1月5日 9:58
おはようございます。
私は、「日本で3番目に開通した鉄道」と知って・・・
当時の政府がいかに北海道開拓に、熱心だったかが分かりました。
やはり、北海道は石炭資源もあり、また広大で開発に魅力を感じていたのでしょうね。(^^)

ファシスト [2008年1月5日 12:43
こんにちは。
日本で3番目の開通なんですか。
歴史がありますねぇ。
アメリカ製蒸気機関車、なんか紳士っぽいです。
いい音をだすのでしょうね。
手宮線を歩いてみたいです。

triplesix6 [2008年1月5日 19:19
こんばんわ!広大で広い土地を開拓し、そこに線路を引くこと、その時の背景が、すまずましいものがあったとのでしょうね!スコップにつるべだけでと思うと感慨深いものがあります。私の家の下も山でした。根っこを掘り起こすのも大変だったと祖母に聞いたことがあります。
LUXEL [2008年1月5日 20:22
★168さんへ
こんばんは。
早速のコメントを頂き、ありがとうございます。
>北海道の鉄道は日本でも3番目で凄く歴史を感じる鉄道なのですね!しかもアメリカ式は最初ですか
日本で1番目と2番目に開通した鉄道はイギリス式で、アメリカ式を採用したのは、幌内鉄道が初めてといわれています。
この鉄道も歴史が古いですね。
>機関車も映画の中でアメリカ西部を走る機関車を思わせますね!
鉄道のデザインもアメリカらしい感じがしますね。

LUXEL [2008年1月5日 20:23
★ラクちゃんへ
こんばんは。
早速のコメントを頂き、ありがとうございます。
>かっこいい!!
 見てみたいなぁー☆
この鉄道は小樽市総合博物館に展示されています。実際に見てみるとクラシカルなデザインに目を引きました。
機会があれば、ご覧になってほしいですね。

LUXEL [2008年1月5日 20:26
★takanishさんへ
こんばんは。
いつも早速のコメントを頂き、ありがとうございます。
>今日は、北海道の鉄道史を少し学ぶことができて、良かったです。
こちらこそ。
ご覧になって頂き、感謝しております。
>このアメリカ式の蒸気機関車や客車って、西部劇にでも出てきそうな感じでずね。
確かに、アメリカの西部劇の一幕にこのようなSLと客車が出てきますよね。
私としては、埼玉県に訪れる機会があれば、開拓使号の実車を拝見してみたいですね。

LUXEL [2008年1月5日 20:29
★おぺさんへ
こんばんは。
いつも早速のコメントを頂き、ありがとうございます。
>フロンティアスピリットでは共通点がありますので、北海道ならではの趣きを感じますよ。
幌内鉄道は、開拓使による力の大きさがあったと思いますね。
幌内鉄道は北海道開拓の歴史に相応しいかんじがしますね。

LUXEL [2008年1月5日 21:10
★トータスさんへ
こんばんは。
いつもコメントを頂き、ありがとうございます。
>アメリカ式と英国式 線路の幅が同じかどうかが一番気になりました。
こちらについて少し調べてみました。
レールの幅は、本州にある鉄道の規格と統一されていて、最初はレールの幅が本州の鉄道とは揃っていなかったらしいです。
レールの規格を統一する意見を出したのは、開拓使官の黒田清隆の意見だそうです。
詳しくはウィキペディアのURLでご覧下さい。
URL=http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B9%8C%E5%86%85%E9%89%84%E9%81%93

LUXEL [2008年1月5日 21:13
★のんのん2002さんへ
こんばんは。
いつもコメントを頂き、ありがとうございます。
>手宮線は観光の役割を担っているのに対して、石炭関連施設は、夕張市のように、今ひとつ、観光資源にはなり切れていない感があります。
そうですね。
私は幌内線の線路跡に訪れた事がありませんが、私のイメージでは、幌内線の線路跡が残されているのかなという感じが浮かんできます。
手宮線は、観光資源として担っていて、北海道の鉄道の歴史を伝える役割を果たしていると感じましたね。

LUXEL [2008年1月5日 21:18
★かうりんさんへ
明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いします。
>汽車・列車・電車と色々な呼び方がありますから、正直どれも一緒?なんて幼稚な疑問が沸いてきます。
地域によって、JRの事を汽車や電車、列車という呼び名を使っていますね。こちらでは「汽車」いう呼び名を使っている方がいらっしゃいます。
因みに私は汽車のことを純粋に「JR」と呼んでいます。
>確か、チンチン電車で有名な小樽じゃなかったでしょか?
市電は函館や札幌の2都市で運行されています。
いずれの市電も乗った事がありますね。

LUXEL [2008年1月5日 21:27
★Y'sさんへ
こんばんは。
いつもコメントを頂き、ありがとうございます。
>当時の政府がいかに北海道開拓に、熱心だったかが分かりました。
そうですね。
明治時代に入り、北海道の開拓にかなりの力を注いでいた事が鉄道の記事を通じて、良く分かりますね。
かつては北海道に石炭の炭鉱があって、この鉄道を使って石炭の輸送をされていて、北海道の陸送手段の1つとしての先駆的な役割を果たしていたといえますね。

LUXEL [2008年1月5日 21:32
★ファシストさんへ
こんばんは。
いつもコメントを頂き、ありがとうございます。
>日本で3番目の開通なんですか。
歴史がありますねぇ。
はい。
北海道の地に鉄道が開通してから約130年の時を経ていて、この地の鉄道は日本では3番目に古い鉄道です。
私は実際に「アイアンホース号」というアメリカ製蒸気機関車を見た事があって、このSLから奏でるの汽笛の音は、素晴らしいの一言ですね。

LUXEL [2008年1月5日 21:37
★triplesix6さんへ
こんばんは。
いつもコメントを頂き、ありがとうございます。
この鉄道の工事は、人力による手が多かったと思うので、相当な苦労があったでしょうね。
特に、現在でも鉄道のルートになっている海と断崖に挟まれた箇所が鉄道を工事するのにあたり、一番苦労されていた事がこの記事を通じて勉強をさせていただきました。

EP82-SW20 [2008年1月5日 21:47
こんばんは。
以前登場した「しずか号」再登場ですねw
「弁慶号」「開拓史号」がさいたまの鉄道博物館に有るのなら、これは是非見に行ってこなくてはw
まだ予定は有りませんが、鉄道博物館に行ってきたら撮影してきますねw

LUXEL [2008年1月5日 21:51
★EP82-SW20さんへ
再びこんばんは。
いつもコメントを頂き、ありがとうございます。
>以前登場した「しずか号」再登場ですねw
今回は、北海道の鉄道の歴史をご紹介したので、「しづか号」の写真が再登場しました。
>「弁慶号」「開拓史号」がさいたまの鉄道博物館に有るのなら、これは是非見に行ってこなくてはw
ネットで調べたら、弁慶号と開拓使号がさいたまの鉄道博物館にあることが分かりました。
お時間があるときに鉄道博物館をご紹介していただければ幸いです。

かじやん [2008年1月6日 0:56
  こんばんわ
 鉄道開通が 3番目なんですか...
「弁慶号」、「義経号」って言うのは どこかで聞いたような、見たような 懐かしい 響きです。
アメリカ製蒸気機関車「しづか号」は、木材で走っていたのでしょうか?
いつだったか、あの煙突の形状、細いところから 太くなって タンク状のものがついている。
どこかで森林火災防止のために 煙突の火の粉が飛散しないような機構を設けたって聞いたような気がします。

LUXEL [2008年1月6日 19:09
★かじやんさんへ
こんばんは。
いつもコメントを頂き、ありがとうございます。
>鉄道開通が 3番目なんですか...
はい。
新橋⇔横浜間、大阪⇔京都間に次ぎ、日本で3番目に開通した鉄道です。
幌内鉄道は、新橋⇔横浜間が開通してから8年の歳月が過ぎていました。
>アメリカ製蒸気機関車「しづか号」は、木材で走っていたのでしょうか?
蒸気機関車に使用されていた燃料は、石炭だと思います。

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