試乗記・15〜スズキ パレット〜
ポスト・ワゴンRという表現が相応しい?
本日の2本目の記事は、スズキパレットの試乗記をお伝えしようと思います。

スズキ パレット フロントビュー
★ 試乗グレード X 4WD
★ トールボーイワゴンのニューフェイス
まずは、パレットというクルマについて、改めてご説明したいと思います。
このクルマは、2007年の東京モーターショーで、参考出品され、2008年1月24日に発表されたスズキの新しい軽自動車です。
エンジンは、ターボとNAの2種類のエンジンが用意され、トランスミッションは4速ATのみの設定となっています。
このクルマの最大のポイントは、リアのドアには両側スライドドアを用いられ、オプションとしてカーテンエアバッグが設定されているとの事です。
いずれも軽セグメントでは、初めて採用される装備です。
★ タントとは全く違った印象
試乗したグレードはX・4WDという中間グレードに当たると思われるモデルで、エンジンは直列3気筒DOHC12バルブターボが搭載されています。
動力性能は、ターボ特有のワーッとしたドライブフィールで、体感的には60Ps(44kw)のスペックから想像できないほど、力強いエンジンに仕上がっている印象が強く、キビキビとした走りを提供してくれると思います。
トランスミッションは、5ポジションの4速ATで、シフトショックもあまり感じられず、エンジンとトランスミッションの相性はまずまずといった所です。ただ、シフトレバーがほぼ直立してオフセットされているため、シフトレバーの使い勝手がいまひとつなのが残念です。
乗り心地は、全般的に硬く、ショックの吸収の仕方が巧みで、外観から想像すると、予想外のサスペンションチューニングに仕上がっていることに驚きを感じました。サスペンション及びフロア剛性は軽自動車のセグメントを考慮すると、高いレベルに仕上がっていて、フロア剛性の高さも関心させられた部分でした。
クルマの性格を考えると、もう少しソフトライド方向のチューニングにすれば、パレットというクルマの魅力が更に高まると想像しています。
★ 全般的に重いパワステ
パワステは、軽自動車及び電動パワステの部類では、重い方に属すると思いました。中立付近の曖昧さがあり、ステアフィールはやや不自然な動きをしていることに気が付きました。ただ、指一本でステアリングが回るチューニングよりは好ましいといえ、電動パワステは、まだ発展途上の技術である事を改めて知ったのが収穫でした。
総括すると、パレットは“次世代のワゴン”という表現が相応しいクルマです。
両側スライドドア、質感の高いインパネ、Aピラーの死角が少ないなどがこのクルマのセールスポイントです。また、全体的な印象は、乗り心地などタントとはまた違ったテイストに仕上がっていると感じました。
個人的には、ワゴンRのパッケージングの高さをパレットへ引き継ぎ、スズキのクルマ作りに対するスタンスがパレットによって表していると思います。
さて、明日の記事は、雪まつりの話題と、パレットとタントの比較テストをお届けしたいと思います。
【関連記事】
★ スズキ パレット
URL=https://gazoo.com/G-Blog/corollanze124/47687/Article.aspx
★ EP82‐SW20さんのブログ「☆彡 今日の話題は・・・? スズキ・パレット見てきました」
URL=http://gazoo.com/G-BLOG/Tabby/47885/Article.aspx
【参考】
★ スズキ株式会社・ホームページ「パレット・WEBカタログ」
URL=http://www.suzuki.co.jp/dom4/lineup/palette/
★ スズキ株式会社・ホームページ「パレット・スペシャルサイト」
URL=http://www.suzuki-palette.jp/