宮部金吾記念館
北大植物園の初代園長を務めた植物学者の記念館です。
本日も昨日に引き続き、北大植物園に現存している古い建物と
「一枚の写真から」の記事をお届けしたいと思います。
まずは、北大植物園内にある「宮部金吾記念館」をご紹介します。

宮部金吾記念館 建物全景
旧名称=札幌農学校 動植物学教室
宮部金吾博士は、札幌農学校の2期生として入学した人物で、
宮部博士の同期生には旧5千円札の肖像画として使われた
新渡戸稲造氏がいらっしゃいました。
宮部博士は、植物学で権威のある人物だったそうで、
植物学者の牧野富太郎氏と共に日本を代表する植物学者でした。
宮部金吾記念館の建物についてですが、
建物が竣工されたのは、1901年(明治34年)で、構造は木造2階建てです。
丁度、現在名に当たる宮部金吾記念館とほぼ同時期に竣工された建物では、
北大キャンバス内にある「北大交流プラザ・エルムの森(旧札幌農学校昆虫及養蚕学教室)」や「旧札幌農学校図書館読書室」があり、
旧札幌農学校昆虫及養蚕学教室と旧札幌農学校図書館読書室の建物は、
北大キャンバスが現在地に移転してから建てられた建物だったそうです。

宮部金吾記念館 建物と周りに囲まれている木々(セピア調写真)
建物の特徴は、西洋的な趣を採り入れた建物のデザイン、
赤い塗装が施された鉄板葺屋根、白系の塗装が施された外壁色が
上品な建物にまとめられている感じがします。
ただ、この建物を見たとき、入口部分の塗装が剥がれ落ちていて、
建物のコンディションが思わしくなかったのが非常に残念です。
この建物が竣工された当初は、H型の平面に纏っていたらしく、
1933年(昭和8年)に西半分の建物が解体され、建物の形が
T字型となり、解体されてから9年後に当たる1942年(昭和17年)に
現在地へ移築され、1988年(昭和63年)まで植物園の庁舎として使用され、
1992年(平成4年)に宮部金吾博物館としてこの建物が使用されたのことです。

宮部金吾記念館の前に設置されている看板
この建物は外観だけしか見ておらず、
中に展示されているものについては不明です。
個人的な想像では恐らく、宮部金吾博士の遺品が展示されていると思います。
内部の写真は下のURLにてご覧頂けます。
宮部金吾博士は、北大の歴史に欠かせない人物だという
イメージが湧いてきました。
【北大植物園 詳細】
☆住所 札幌市中央区北3条西8丁目
☆お問い合わせп@011−221−0066
☆開園期間
夏期:4月29日〜11月3日まで
冬期:11月4日〜4月28日まで
☆入園料
夏期:高校生以上 400円 小・中学生 280円
冬期:小学生以上 110円
但し、5月4日のみ入園料が無料。
☆開園時間
【夏期】
4月29日〜9月30日まで 9:00〜16:30まで(入園は16:00まで)
10月1日〜11月3日まで 9:00〜16:00まで(入園は15:30まで)
【冬期】
平日 10:00〜15:30まで(入園は15:00まで)
土曜日 10:00〜12:30まで(入園は12:00まで)
【休園日】
夏期:月曜日(月曜日が祝日に当たる時は翌日)
冬期:日・祝日、12月28日〜1月4日まで
☆アクセス
最寄駅:JR札幌駅、札幌市営地下鉄南北線・東豊線 さっぽろ駅
☆行き方
JR札幌駅南口より徒歩で約10分
【参考】
☆北大植物園 ホームページ
URL=http://www.hokudai.ac.jp/fsc/bg/