第2回小樽クラシックカー博覧会〜最終回〜
薪を使用したボンネットバスを中心に…
今回は、昨日に引き続き、小樽クラシックカー博覧会の模様をお届けします。

会場内に展示されていた3台のボンネットバス
会場には、薪とガソリンを使用して走るボンネットバス
「まき太郎」、小樽市内の観光用として使われている「ぼんねっ太」
そして、緑色の塗装に纏ったボンネットバスが集結していました。

ぼんねっ太(いすゞBXDシリーズ)
ぼんねっ太は、いすゞBXシリーズの車両を使われているようで、
このボンネットバスの年式は1966年です。
このボンネットバスが小樽で初めて走ったのは、
1988年からで1996年に一時引退を表明したことがあります。
現在は、主に小樽の観光名所を巡る観光バスとして利用されています。

いすゞ BXD30のインスルメントルパネル
このバスのメーターパネルのレイアウト方式は、
現代のクルマで例えるとしたら、センターメーターという表現が
相応しいかなと思います。
現在のバスとは違い、シンプルなインスルメントルパネルに
纏められているのが、目を引く部分です。

まき太郎 フロントビュー
まき太郎は、ガソリンエンジンをベースに薪用のボイラーを後ろに備え、
ガソリンと薪で走る“古典的”ハイブリッドカーといった感じのボンネットバスです。
ベースになったのは、かつて「トヨタ」で生産されていたバスとなっています。
余談ですが、昔、トヨタ・ディーゼルというディーラー網が存在していて、
確か、私の記憶では全国9都市に限り、このディーラーが展開されていました。
因みにトヨタ・ディーゼル点が最後まで残っていた都道府県は、
愛知県だったそうです。

まき太郎 リアビュー
まき太郎のリアビューは、このようになっています。
薪が入っているボイラーからは、煙が上がり、薪の香りがこの場所から漂わせていました。

まき太郎のインスルメントルパネル
このバスのトランスミッションは4速MTです。
このバスのインスルメントルを見てみると、通常のマニュアルのシフトパターンとは異なり、
2速部分に当たるゲートにリバースがあり、1速はその斜め上になります。
上の写真では分かりにくいのですが、ホーンパッドには
ローマ字で「TOYOTA」という文字が記されています。
このバスの乗客席のレイアウトは、アルファベットの「U」を描くように、
横乗りの座席と最後部は通常の進行方向型の座席となっています。

フェラーリテスタロッサが会場入口前に停まっている時のスナップ
まき太郎に乗っている時、フェラーリテスタロッサが停まっている所に
大勢の人が集まり、注目の的となった一こまです(笑)
この写真を撮った時、リアにレイアウトされている
エンジンルームが公開されていたようですw

まき太郎を試乗した時に撮影したシーン
このバスは、乗客席による簡単な試乗をする事が出来、
その印象について述べたいと思います。
動力性能は、現代の速度域でも十分に対応でき、
私が想像していたより速いと感じました。
エンジン・サウンドは、軽いというより重厚といった表現が
相応しいかなと思いました。
乗り心地は、リーフスプリング特有のピッチングの強い乗り心地であり、
この乗り味が、昔ながらのバスというテイストを引き出されています。
ただ、コーナーに差し掛かる時、乗り物酔いになりそうだったことを付記しておきます(苦笑)

いすゞ製ボンネットバス(撮影時期:2007年8月)
もう1台のバスの写真を撮り忘れてしまいましたので、
去年、開催されていた時の写真でご紹介します。
このバスはいすゞ製で、エクステリアデザインは
他の2台のバスと比べると、武骨という印象が強いです。
小樽クラシックカー博覧会のご紹介は、この記事を以って最後となりました。
お読みいだたいたことに感謝し、心よりお礼を申し述べます。
なお、会場となった小樽市総合博物館の模様は、後日ご紹介します。
さての記事は、食べ物の話題をお届けします。