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さつまいもとサイダー☆彡

2008年10月13日

試乗記・30〜ニッサン ムラーノ〜

スタイルに拘ったフルサイズ・SUV。

 

今回は、2008年9月に発表された「ムラーノ」の試乗記をお届けします。

 

 

ニッサン ムラーノ フロントビュー(写真は250XV FOUR)

 

☆ムラーノの概要☆

 

ニッサンムラーノは、2002年に北米でデビューを飾り、日本でこのクルマが発表されたのは、2004年9月の事でした。

エクステリアは、従来型ムラーノと同様、アグレッシブなスタイルを持つクルマで、丸みを帯び、そして量感を持つスタイルに仕上がっているクルマです。

ボディサイズは、全長:4825mm、全幅:1895mm、全高:1700mmで、従来型モデルと比較すると、全長は55mm、全幅、全高15mmとそれぞれ拡大されており、ホイールベースは、従来型モデルと同様、2825mmとなり、プラットホームは、「2代目ティアナ」と北米で販売されている「マキシマ」と同様、「Dプラットホーム」を採用されています。

 

エンジンは、V6・3.5L「VQ35DE」と直4・2.5L「QR25DE」の2種類が用意され、トランスミッションは、いずれもエクストロニックCVTで(3.5L仕様には6速マニュアルモード付き)、駆動方式は、4WDのみの設定となり、4WDのデバイスには、2代目エクストレイルで採用済みのオールモード4×4‐iを搭載しています。

サスペンションは、フロント:ストラット、リア:マルチリンク式を採用し、前後のサスペンションには、リバウンドスプリング内蔵式ショックアブソーバーが組み込まれ、姿勢変化の少ないチューニングに仕上がっているとのことです。

装備は、スタイリッシュガラスルーフをはじめ(XV系に標準)、リモコン式可倒式リアシート、BOSEサウンドシステム等(XV系のみの設定)がオプションとして用意されています。

 

 

ムラーノのインスルメントルパネル(写真は250XV FOUR)

 

☆質感が向上したインテリア☆

 

次に、ムラーノの実車を見てきた時の印象を述べてみたいと思います。

エクステリアデザインを見ると、前のムラーノと同じイメージを持ったクルマに仕立てられ、フロントマスクのデザインが更にアクが強くなり、クルマ全体のボリュームが更に増した印象が強かったです。

 

インテリアの印象ですが、この部分を観察すると、明らかに質感が向上されていて、ティアナのコンセプトである「モダンリビング」のDNAをムラーノに受け継がれているようで、特にメーターパネル付近のフィニッシュが大幅に良くなり、300〜400万円台のプライスタグを付けるクルマに相応しい仕上がりを持っているでしょう。

 

運転席と後部席に座ってみると、シートに座ったモデルの身長が170cmで、スタイリッシュガラスルーフ付きの場合、ヘッドクリアランスの余裕は、拳で2個分程あり、頭上空間の余裕はまずまずといった所です。レッグルームは、拳で2〜3個分程度で、レッグスペースも余裕があり、このクルマはヘッドクリアランスより、レッグスペースに余裕のあるクルマだと思います。

 

ラゲッジスペースの使い勝手は、リアシートを倒した時に段差が出来、恐らくリアシートの座り心地に配慮した結果がこの部分に表れているでしょうか?ラゲッジスペースには、パネルを立てた時に買い物袋などが収納できる、ネット付きの「ラゲッジ分割機構」が採用され、パネルの出来は、剛性感があり、ネットを外すと、小物が収納できるようなスペースとなり、使い勝手は上々です。ハッチゲートは、電動式とマニュアル式の両方を試しましたが、後者の場合、ハッチゲートの重さが低減され、操作性は良く、この手のSUVとしては、軽い部類に入るかと思います。

 

このクルマの見た印象を総括すると、モダンリビングとアグレッシブなスタイルの融合という表現がよく似合うクルマだと言えるでしょう。この部分が従来型ムラーノにはない、「プレミアム感」を目で楽しませてくれる。。。そんなクルマです。

 

 

ニッサン ムラーノ 本カタログ

 

☆ムラーノの試乗短評☆

 

今回、試乗したムラーノのグレードは、VQ35DEが搭載された「350XV FOUR」で、本革シートをはじめ、スタイリッシュガラスルーフ等が奢られたモデルで、また、シート地がクロスに、スタイリッシュガラスルーフが装着されないグレード「XL FOUR」も用意され、エンジンに問わず、両グレードをチョイスする事が出来ます。

 

エンジンチューニングは、全般的に大人しく、VQの美点である「滑らかな回転フィール」が「プレミアムSUV」という車格を巧みに表現されており、アクセルを優しく踏んでも、ビュンと飛ばすような仕上がりになっていないので、このチューニングの仕方に好感を持てますが、ただ、CVT特有の発進のトロさが多少残り、この部分を差し引くと、街中のシーンでは非常に扱いやすいです。

 

静粛性は、街中で走っている分では、タイヤからのパターンノイズが見事に遮断され、キャビンから伝わる音は、VQエンジンの吹きあがる音がかすかに聞こえる程度のレベルに仕上がっています。

 

トランスミッションは、マニュアルモード付き「エクストロニックCVT」が搭載され、回転の落ち方がとても滑らかな印象を持つ、トランスミッションに仕立てられていますが、前方に寝ているシフトレバーの操作感がいまいちで、特にロックボタンを解除し、P→Dという、後ろに向かう時のシフト操作がいささかやりずらい印象が強いです。

 

乗り心地は、フラットな姿勢を保つ、サスペンションに仕上がっておりますが、歪んだアスファルトの路面の凹凸を素直にキャビンに伝えようという性格となっていて、この点は、ムラーノと供用しているDプラットホームを使用している「ティアナ」と同じく、このクルマの欠点の1つとして挙げられるでしょう。

サスペンションの動きがとてもスムーズであることが、メリットですが、大きなショックを巧みに吸収できるような足回りに仕立てると、最近のニッサン車としては、最良の出来となるサスペンションになるかもしれません。

 

ハンドリングの限界は、市街地による道路状況だったため、未知数ですが、中立付近の軽いステアフィールが払拭され、手応え感もまずまずといった所です。

この辺も、ティアナと似たような性格を持つ、ステアフィールであり、運転を楽しむより安心出来る方向へ煮詰められていると感じました。

 

私なりにこのクルマを総括すると、ムラーノというクルマは、“ニッサン的プレミアムSUV”をインテリアの質感、走りなどで解釈したモデルです。日本の道路状況では、幅の大きさが気になる所ですが、日本よりアメリカの大地の方がよく似合う、そんなクルマです。

近々、日本の“レクサス”では初めてのSUV「RX」がデビューするという噂がチラホラ聞こえてきて、レクサスRXやムラーノは「日本製プレミアムSUV」を代表するモデルであることが言えるでしょう。

レクサスRXがデビューしたら、ムラーノのライバルとして、良い戦いをするだろうと。。。

 

【関連記事】

☆WAGENさんのブログ「WAGENの私的・試乗日記・試乗・第35速 ムラーノ(日産)」

URL=https://gazoo.com/G-Blog/drive2007/31632/Article.aspx

【参考】

☆日産ムラーノ・オフィシャルサイト

URL=http://www2.nissan.co.jp/MURANO/Z51/0809/index.html?page=w10


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2008年10月13日 17:00

コメント

triplesix6 [2008年10月13日 20:20
こんばんわ。
日本に入ってくるときはCKD生産で輸入され、日本で組み付けされ、販売されました。現地での価格は3万2000ドルぐらいだと聞きました。アメリカの姪もこの原動機を今でも愛用しています。このネーミングは日本語何でしょうか?

LUXEL [2008年10月13日 21:25
☆triplesix6さんへ
こんばんは(〃▽〃)ノ
いつもコメントを頂き、ありがとうございます。
はい。
仰る通りです。
このクルマは、トヨタのハリアーと同様、“九州育ち”のクルマで、この地からクルマが組み立てられますね。
アメリカでの販売価格は、日本円に換算すると、300万円台で、日本で売られている価格とそれほど変わらないのかなと思いました。
ムラーノの命名由来について調べてみましたが、この名前は、イタリーのヴェネツィアにあるムラーノ島から採ったそうです。

かうりん [2008年10月13日 21:39
こんばんは、かうりんです。
流石に、ここまで詳しく車の事を書かれましたら、私達素人にはついてゆけない部分がありますね。
高級車は観る分には楽しいのですが、取得するとなりましたら色々と制約が出てきますね。
車庫=取得金=維持費等など。
人間の物欲は、とどまる所を知りませんね。
(我が家の亀さんも最たるものです)(-_-メ)

LUXEL [2008年10月14日 0:54
☆かうりんさんへ
こんばんは(〃▽〃)ノ
いつもコメントを頂き、ありがとうございます。
すみません、こちらの記事はマニアックな記事になっちゃいました(^_^;)
私が乗ってきた大きいサイズのクルマになると、燃料がハイオク指定となるのが一般的で、維持費や税金が排気量が大きくなればなるほど、維持が大変になりますね。
今では、大きなクルマから小さなクルマへ乗り換えるユーザーが多くなっているようです。

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