御田祭(おんださい)ウィークですっ!!かようび。
田代神社を出発した御一行は、いよいよ祭りのメイン会場である<神田>に向かいます。
ところで、7日の宮崎日日新聞によると、6日に全国で最も気温が高かった場所は、ななんと御田祭の会場でもあった宮崎県の美郷町で36.4度だったそうです!!
そんなときに、そんなばしょで祭りを味わえた幸運??に感謝しつつ、みなさんにも心地よく快活な祭りの熱気を届けられたら嬉しいで〜す。

すずしげなみどりの小道をぬけると、そこからは人里です。

すぐ下の集落では朝(9時まえ)から振る舞い酒が始まっています(笑)。
神宮さんたちが神事を終えてからすぐに手にしていたおちょこ?と同じかたちの
もので飲んでいました。
いやいやいやいや、いい光景っすねぇ〜 うん。

はりねずみのようにつんつんした緑稲のむこうに、賑やかな人だかりが見えます。
あそこが田代神社の神田です。
それにしても このそらのくもは もの凄い・・・

おおきな杉の木(たぶん・・)のあしもとに広がる田植え前の水をはった神田に、
白服の青年たちが馬にまたがってばしゃばしゃと歩いていました。
よっぽど駆け回ったのでしょうか、すでに神田の水面(みなも)は土壌と攪拌されて黄土色に染まり、つやつやつやと波紋を拡げていました。

客席にまで飛び込まんとする馬、荒々しく疾走しにんげんを勢いよく振り落とす馬、どんなにひっぱっても一歩も動こうとしなくなった馬・・・。
三者三様の馬の動きや人の駆けずりまわされる様子に、客席は盛り上がって
いました。

うんともすんとも・・・
にんともかんとも・・・・

うまの体重は約1トンだそうですっ!!
からだの向きをかえるだけでものすごい破壊力、水飛沫が針のように
しゃんしゃんしゃんと水田に突き刺さっているのがわかります。

さあ、いったん外に出て休憩いたしましょう。
てまえのうまは、疲れてべろ〜んと舌をだしているようにもみえるけど・・・・
青年の左足ですね、なんだっ。

かえるときは、ずいぶん素直なおうまさんたち。スイスイ戻っていきました。
あついし、つかれるし、ひとはおおいし・・・

つかれてよごれたたからだを、おみずであらいながします。
艶やかな肌は磨きこんだ黒曜石のように輝いていました。

放課後に体育館のうらに呼び出し・・・
ではなくて、地元の中学生がお祭りについて熱心に質問をしていたようです。
うまの上では豪傑な荒武者も、降りて陸に立つと一介の青年にもどります。

牛馬は田畑の守護神であり、農耕の神としても崇められ、慕われてもいます。

水田を駆け回ることで、土壌を耕転し田植えのしやすい素地をつくるという
意図があるそうですし、

参拝者の無病息災と豊作を祈願するためにも、生命力の横溢したうま(神)の
荒々しさを借り、牛馬一体をめざしながらおおいなる自然を里までお導きになる
必要があったのでしょう。
泥しぶきを浴びると、無病息災が成就するとも言われています。

なんどもふりおとされても、なんどでも自然にむかっていくにんげんの
いきる執念は、動物を前に対峙すれば一見卑小な姿にも映りますが、
決して侮ることはできません。

さあ、ふたたび走りはじめます!!
自然のまっすぐな横溢力と人間の狡猾さや知恵は、どのように結ばれあい
またどのように共生しあっていくのでしょうか。
賢治の学校・実習生 緑