賢治の学校 綾

綾には日本一の照葉樹の森などの雄大な自然が残されています。この環境の中で自然農を中心に学ぶ学校作りをingで行っています。人間に備わっている喜びを大事にした学びの場作りを行っています。いい汗でいい笑顔に!!


うまのおやこ

2008年7月24日

稲 ダイジェストォー! 第二手

7/1の田んぼの様子です。

 

 

 

 

7/1(火)

 

田植えもひと通りおわり、ため息のひとつやふたつはほお〜っとつけましたが、すぐにも今度は稲の補植と水路周りの整備に入ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そわそわと頼りなさそうにあたりの様子を伺いながら、かぜにそよぐ新入りさんたち。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この時期、田んぼの中には一年ぶりの入水が行なわれます。

からっからに乾いていた粘土質の硬い土砂が、一気にぐにゃぐにゃの沼地のような環境に変わりました。

歩こうとするたびに、場所によってはズブズブ・ぐちゅーっと足に抱きつかれ、何度も長靴が抜けそうになるわ、泥浸しになるわで、なかなかに楽しかったです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一見整然と並んでいるようにも見えますが、実際列に沿って中に入り歩いてみると、水流や風やカエルやイモリやヤモリやタニシや蛇やそのほかの小動物や飛んでくる白鷺(しらさぎ)などの影響で、稲が倒伏してしまっている箇所が幾つもあり、さらに流されて見当たらなかったり、折れてしまっている場合はあたらしい稲を補植していくのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

奥では豆さんが、その作業をおこなっています。

 

水面には反転した空の世界でこちらに向かって稲を植えつけようとしている豆さんの影がみえます。

 

あちら側から見れば、こちらの世界が空であり、またこちらの豆さんの方が影になるのかもしれませんね。

 

本体と影が全く同じ姿であることはほとんどありえない訳ですから、同一の鋳型から派生した二面性というよりは、おのおのまったく別個の存在といったほうが近いのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

水中では今年刈った植物の亡骸があたりを浮遊しています。

 

自然農には、「もちださない・もちこまない」という基本的な考え方があります。

その土地に生育していた草草が、後にそこでいきる生物たちの養分として吸収されたり、生存のための住処として確保されていくのですから、有り難いですね。

 

むしろ草たちが生えてくれなきゃ、後代は困ってしまうわけなんです。

 

 

全身にじゅうぶんに蓄えられたゆたかさは、そのままに、そのものとして次世代に惜しまず受け渡されていくのですから・・・

 

 

 

にんげんも、ここから見習うことが沢山ありそうな気がしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いちばん上の田んぼは当初、水を入れてもぜんぜん溜まらず畑のようでした。

 

そこでみんなで協力して、畝の間や水路周り、水の出入り口を丁寧に調べて廻った結果、水漏れがいたるところでおこっていることが分かりました。

 

ほとんどが風水による破損というよりは、モグラ穴によるものでした。

そこいらじゅうにモグラの通路が走っていたのです!!

 

かれらの食糧(ミミズ?)も、ここには豊富なんでしょうね。

 

 

 

 

  

 

 

 

 

6月とはうって変わり、いよいよ水田らしくなってきました・・・というか、水田そのものです(笑)。

 

水田耕作が大陸で始まったのは7〜8000年くらい前、日本に技術が伝来したのが2500年くらい前だと聞いています。

 

縄文晩期から弥生の前期にかけてはじまったという水田の周囲の風景は、こことほとんど変わりはしないのでしょうか?

 

水田の上空には、こんな感じにひらかれた空がう〜〜んとひろがっていたのでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                 ・・・・水をながめ、天をおもう・・・・ 

 

 

おたがいによく知っているはずのじかんが そこにはたしかにやくそくどおり あるようでした。

 

 

 

 

 

 

 

賢治の学校・実習生  緑

 

 

 

 


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2008年7月24日 6:15

コメント

尼崎のじじい [2008年7月25日 22:08
自らを邪魔する者が何もない
やりたい放題
否定する者もない
わがままな
否定しようもんなら
即排除
エゴイズム、うぬぼれ、
そんな中で生かされたものを
旨い旨いと言って食う俺。
田植えはたいへんだったべね
周りの草草とともに生きた稲
おそらく謙虚な、空気の読める
馬鹿にされながらも実は強い
歯車ではなく、歯車を動かす軸
ビシッと筋の通った味が口の中に
旨くないはずがないっしょ。
実りが楽しみだ。

[2008年7月26日 13:16
じじいさま

収穫の頃、こちらにいらっしゃいな。

いっしょに味わいましょうぞ!!

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