賢治の学校 綾

綾には日本一の照葉樹の森などの雄大な自然が残されています。この環境の中で自然農を中心に学ぶ学校作りをingで行っています。人間に備わっている喜びを大事にした学びの場作りを行っています。いい汗でいい笑顔に!!


ちいさなちいさな展覧会 第二回

2008年8月11日

お知らせです。

しばらくブログをお休みさせていただきます。
8月末には元気に再開するつもりですので、そのときからはまた、より一層よろしくお願いいたします!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「 1、生ぬるい空気

 

    だらんとした肉体にへばりつく

 

    まぶたの奥で ジンワリと熱いものが流れてる 

 

  

    くるったような時間

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

    闇夜の姿が見あたらない

 

    はるか隅へとおいつめられた

 

    視線だけがちらほらと

 

    乗りこむ機会をねらってる

 

 

    くるったような時間  」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「 5、誰かが誰かに話しかける

 

    耳をすませている

 

    眼の奥に 一瞬のユウウツが見てとれた

 

    悲しさで染まり始めた君の頬

 

    軽く握り締められた手の内で生まれる反動  欲心

 

    微笑をもらす 口元がかすかにふるえる

 

    灰色のつぶが目の前でパッとはじける

 

    きっと君は気付かない振りをするのだろう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

    遠くで話し声がする

 

    新芽が濡れた大地から 勢いよく顔を出す

 

    色とりどりの音楽が

 

    痛いげな時の傷を癒してくれる 」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「 6、周りとの違和感に苛まれ続けた

 

 

    寂しさを身にしみこませて生きてきた

 

 

    誰よりも強く生きることを望んだ

 

 

    そんな個体もある 」

 

 

 

 

 

 

 

 

「 10、決して無垢じゃないってこと

 

    むしろ あれもやこれもや欲し続け

 

    嫌になるくらい見た

 

 

    溺れる限り  溺れていたの

 

    甘えてるってこと ひたすら知らん顔して

 

    共に流していたね 涙

 

    耐えて耐えて 耐えて 信じてきたよ

 

 

    決して無垢じゃない 」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「 11、聞かせるのはやめたよ

 

    グワングワンと回る頭を両手で支えながら

 

    一気に飛び越えるのを少しずつ我慢

 

    膝を落として始めての寒を知る

 

    < ああ こんなにも広い場所

 

      行きずりの男と 産み落とされたばかりの女が

 

      砂の中へと消えてゆく

 

      僕には眩しすぎた  あの光景が! >

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

    聞いた  聞いたよ

 

    あっさりとページをめくった君を追いかけて

 

    あの 鋼鉄のような 雪崩のような

 

    時に身を投げる 今すぐにでも

 

    ページをめくりたいと願う

 

 

    ( もう すぐそこまで来ている・・・ ) 」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「 13、ともに眠りにつく頃

 

    昨日の喧騒は何だったのだろうねって 再び考える

 

    冷えた毛布が身体に沿って

 

    小さく丸まった手足と腹の辺りから温まってくる

 

    ゆっくりと まぶたを閉じた後も思考は続く

 

 

    ともに眠りにつく頃

 

    誰かの到来に期待と不安を感じずにはいられなかった 」

 

                                    99・3・2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「 14、誰の愛した文字も届かない

 

    苦しさのあまりに形は 形をなさずに揺れる

 

    みずみずしさの失せた草原で静まり

 

    誰かの言葉で立ち止まる訳にはいかなかった

 

 

    末路   少年のような自由はいらない

 

    しかし意味深き行為を何一つできずにいた

 

    この 薄汚れた敗者との関係と 末路への香り

 

    誘惑にかみついた訳を考えてみるんだ 」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「 15、破壊することだけが救いだったのだろうか?

 

    自我のバランスを保つためには 毎日毎日

 

    よそみもせず あの部屋でひっそりこもっておく

 

    ことが必要だったのか?     

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

    ふいに飛び出してしまったこの身体は

 

    何も知らない 何も知らない 何も知らない 何も知らない

 

    一人で支えうるにはあまりにも軽すぎた

 

    根のないアシを大地にアイサツ

 

    大地を踏みしめるには まだ時(と木)を必要とした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

    楽しみをわかちあえず 苦しみを共にできず

 

    充実した生を築きうる訳がない

 

    今ここにいて 知るに至ったユイイツのことは

 

    自らの土台が軽はずみに育ちつつある

 

    ということだけだ 」

 

                                   99・3・9

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「 16、遠回しな言い方だけど ごめんよ

 

 

    朝  朝のすずしい水 呼吸

 

    は一人だけの時間を 私の

 

    閉ざされたまぶたから 足早に遠のかせる

 

 

    決してふさぎこんだりしない

 

    両の手のひらは

 

    誰の名前も届かなくなるまえの

 

    お前の体温をしっかりつかまえてきたから

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

    私は

 

    あまずっぱいような  

 

    あさはかであるような

 

    とりかえしのつかないような

 

    運命とのまっすぐな対峙のようで

 

    ただの幼いすれ違いのような

 

    曇り空のまったく似合わない笑顔で

 

    激しい感情の起伏だけを頼りに・・・

 

 

    頼らないで

 

    信じた道を静かに歩みたい 」

 

                                    99・3・12

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「 12、死はどこにでも転がっている

 

    眩しくて直視できないものが

 

    今でも身近にあることの歓び

 

    それを感じ取れるということ・・・

 

    ぬくもりを四肢に浴びながら ほら

 

    こんなにもやさしい気持ちになれた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

    一方では寒さに震え 冷たい雨を凌ぎ

 

    また一方では 遠い遠い青空と太陽の共演に出会う

 

    生は身近で どんなにも切り離せぬが

 

    その存在自体は一方的で

 

    いずれは死によって結ばれるもの こと

 

 

    両の手を いっぱいに空へ 」

 

                                    98・12・30

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「 18、もうどこでもないだろう

 

    気持ちが静まるまでは

 

    どこへ歩いても

 

    どこから展望しても

 

    どこから電車に乗っても

 

    どこで別れても

 

    どこで飯を食っても

 

    どこで本を読んでも  そこは

 

    もうどこでもないだろう

 

    もうどこでもなくなるだろう 」

 

                                    99・4・11

                    

            高緑和昌第二詩集「17 23」収録 <20>より引用

 

 

 

(・・・予言めいて零れ落ちた言葉に 現実がようやく追いついたと思える瞬間が ある)

 

 

  

 

 

 

 

賢治の学校・実習生  緑

 

 

 

 


コミュニティ特集「ふるさと自慢

あなたの住む町や村、故郷の魅力をブログに書いてみませんか?

あなたもテーマ「ふるさと自慢」でブログを書いてみませんか?

このテーマのブログをチェック

このテーマのブログを書く

2008年8月11日 6:15

コメントを投稿する

※は必須項目です。   ※はじめて投稿される方は、こちらをご覧ください。

ニックネーム
メールアドレス   
URL  
コメント
(全角500文字以内)
 
パスワード   

投稿する

トラックバック

この記事に対するトラックバックURL:

  ※はじめて投稿される方は、こちらをご覧ください。

ちいさなちいさな展覧会 第二回


<<  November.2008  >>

SMTWTFS
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      

カテゴリ

  • カテゴリはありません。

九州地区限定 Gazoo mura応援企画 ムラの笑顔に会いに行こう!キャンペーン

TOYOTA METAPOLIS

TOYOTA METAPOLIS

TOYOTA METAPOLIS




山村

 


拍手する


アクセス数

86664pv


お気に入り登録ユーザー数

10Users    



最新のコメント一覧