賢治の学校 綾

綾には日本一の照葉樹の森などの雄大な自然が残されています。この環境の中で自然農を中心に学ぶ学校作りをingで行っています。人間に備わっている喜びを大事にした学びの場作りを行っています。いい汗でいい笑顔に!!


ちいさなちいさな展覧会 第四回

2008年10月1日

焼畑初体験!

尾立にある田淵さんの畑で、焼畑によるソバ播きを行ないました。

 

 

 

 

前日にそろそろと*漫雨(そぞろあめ)が降り、この日も早朝曇っており不安でしたが、九時ごろには晴れ間が見えてきて、なんとか決行となりました。

 

ほんとうは、数日前に刈って置いた草がしっかりと乾燥してくれるように晴れた日が続いてほしかったのですが、晴れたり曇ったりが断続的に続き、そこで前準備として田淵さんの指示通り何回かに分けて枯草をひっくり返しては、少しでも水分を飛ばすような準備をしてきました。

 

火をつける前には、ちゃんと消防局にも連絡し、消火器も(たしか?)持参の上で、周囲の樹木に延焼しないような最善の注意を重ねました。

 

そして安全を確認した上で、いよいよ着火。

 

思ったより、早いスピードで燃え広がって行く様に驚きましたっ!

 

この日は東京からのテレビ局の撮影もあったし、なんだかにぎやかで興奮気味の(火を見たせい??)畑でした。

 

 

 

*漫雨(そぞろあめ)・・・思いがけなくも降る雨のこと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

田淵さんは、そんな中でも動じることなく的確に指示を出しながら火の様子を見つめていました。

 

素人のイメージでは、風上から火をつけて風下に向けて拡げていくのかと思っていましたが、そうするとものすごいスピードで火がまわってしまう可能性があり、とても危険だそうです。

ここでは風下から火をかけ、風上に向けてじわじわと火を拡げていきました。

 

それでも、ずいぶん早かったですよ〜コワイ・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前半はほんとうに勢いよく燃えていきました。

 

森側のほうが乾燥が早く進んでいたのかな?

 

 

・・・そういえば金沢にいた頃、雪で一面覆われた静謐な公園を歩いていたとき、

樹木の根周りの雪だけが円を描くように解けて土やわずかな植物が顔を出しているのをよく見かけました。

 

僕は、あれは樹が生命活動を活発に行なっているために、発生するエネルギーによって根元から土壌が温められて解けだしている、と思い込んでいました。

 

樹木の体温なんだな、と。

 

とある樹木に詳しい方にそのことを話したところ、そうではなくて太陽の熱が樹木の幹に反射してはねかえった光によって温められているんだということを知り、そうなんだ~って思いながらも何だかすこし興ざめしちゃった記憶があります。

 

 

え〜と、話がいつも通りそれちゃいましたが、つまりここもそんな感じで反射光の影響もあって樹木の側は乾燥が早かったのかな〜・・・なんてね。

 

 

反対側は、やっぱり湿っていて燃やすのが少々大変でしたよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とにかく火の側は、暑い!!!!

 

 

煙に巻かれると眼も開けてられないし、こんな時期にもかかわらず汗は滝のように流れ、咽喉はおかしくなるし、表皮もじりじり焼け付くように痛みました。

 

 

・・・ただ、ついつい魅せられて、側に行きたくなっちゃうんですよね。

 

 

火のこちら側とあちら側では、全く違った世界が現れています。

 

火は、解き放たれた後はただただ貪欲に、あるものがなくなってしまうまで、もしゃもしゃと食べることをやめません。

 

生きているとしか思えない、その動き。

 

 

*モウボル、モウボル・・・。

 

 

 

 

 

みなさんも、おねしょしないように気をつけましょう。

 

 

 

 

 

*もうぼる・・・むさぼり食うこと。まうほる、ともいうらしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一面にまんべんなく火をかけて午前中はおわり、お昼休憩をはさんで午後は種を蒔きました(写真がないのが、申し訳ない・・・デジカメの充電がこの写真を最後に切れちゃって・・・)。

 

種まきの様子は、この前ブログにアップしたソバ播きとほとんど同じ。

 

違うのは、種のまき方かな。

 

手首を横に振るのではなくて、ボールを前に投げるように遠くへ放り投げていくのです。

このやり方だと短時間で広い面積に種を届けることができました。

 

 

 

経験がモノを言っていますね・・・

 

 

(合掌)

 

 

 

 

賢治の学校・実習生  緑

 

 

 

 

 

 

 

 

・みんなで声に出してみよう!!今日の「ありがとう」・・・

 

 

                  「 ラハマト 」

 

    タタール語(ロシア連邦内のタタールスタン共和国などで使用)

 

 

 

 


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2008年10月1日 6:00

コメント

SAT@おがたま [2008年10月1日 11:40
下準備が必要なんですねぇ〜
私も土曜日に焼畑体験しましたが。。。


燃えませんでした(涙)

[2008年10月1日 15:30
SAT@おがたまさま

おお〜。やっぱりムギ播きだったのですか?

湿度が高いときびしいようですね。
焼畑は本来、環境破壊とは無縁の持続可能な生活文化でした。
宮崎は照葉樹林文化圏でもありますし、焼畑文化の正しい継承を考えて生きたいものです。

王様の従者 [2008年10月2日 0:21
樹木の根周りの雪、そうだったんですか・・・(>_<)。
北陸に住みながら今、知りました(笑)。
反射ですか・・・、私も緑さんの前説派だったので。
勉強になります。

[2008年10月2日 12:46
王様の従者さま

こんにちは。

ねッ・・・。何が正しいのかなんて、時としてあんまり大事じゃなくなっちゃうことがあるんだけど、それじゃいけないんかな〜

つうか、従者さんはいっつも夜寝るの遅いのね!

王様の従者 [2008年10月2日 13:14
お叱りごもっともです(笑)。
王様を寝かしたあとのささやかな自分の時間が深夜になりまして・・・。
開枕・振鈴生活の者としては不適切な時間に活動しております。
ほほほほ・・・。

[2008年10月2日 22:57
王様の従者さま

こんばんは。

し、叱ってないですよ(笑)!
そんな風に聞えちゃったのならごめんなさいね。
そんな大切な一時のお供に、小生の稚拙なブログを開くお手間をとらせてしまい、まことに(心にもないですが!笑)恐縮至極に存じます。

秋風の、ここちよい三日月の宵ですよ。

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