焼畑初体験!
尾立にある田淵さんの畑で、焼畑によるソバ播きを行ないました。

前日にそろそろと*漫雨(そぞろあめ)が降り、この日も早朝曇っており不安でしたが、九時ごろには晴れ間が見えてきて、なんとか決行となりました。
ほんとうは、数日前に刈って置いた草がしっかりと乾燥してくれるように晴れた日が続いてほしかったのですが、晴れたり曇ったりが断続的に続き、そこで前準備として田淵さんの指示通り何回かに分けて枯草をひっくり返しては、少しでも水分を飛ばすような準備をしてきました。
火をつける前には、ちゃんと消防局にも連絡し、消火器も(たしか?)持参の上で、周囲の樹木に延焼しないような最善の注意を重ねました。
そして安全を確認した上で、いよいよ着火。
思ったより、早いスピードで燃え広がって行く様に驚きましたっ!
この日は東京からのテレビ局の撮影もあったし、なんだかにぎやかで興奮気味の(火を見たせい??)畑でした。
*漫雨(そぞろあめ)・・・思いがけなくも降る雨のこと。

田淵さんは、そんな中でも動じることなく的確に指示を出しながら火の様子を見つめていました。
素人のイメージでは、風上から火をつけて風下に向けて拡げていくのかと思っていましたが、そうするとものすごいスピードで火がまわってしまう可能性があり、とても危険だそうです。
ここでは風下から火をかけ、風上に向けてじわじわと火を拡げていきました。
それでも、ずいぶん早かったですよ〜コワイ・・・。

前半はほんとうに勢いよく燃えていきました。
森側のほうが乾燥が早く進んでいたのかな?
・・・そういえば金沢にいた頃、雪で一面覆われた静謐な公園を歩いていたとき、
樹木の根周りの雪だけが円を描くように解けて土やわずかな植物が顔を出しているのをよく見かけました。
僕は、あれは樹が生命活動を活発に行なっているために、発生するエネルギーによって根元から土壌が温められて解けだしている、と思い込んでいました。
樹木の体温なんだな、と。
とある樹木に詳しい方にそのことを話したところ、そうではなくて太陽の熱が樹木の幹に反射してはねかえった光によって温められているんだということを知り、そうなんだ~って思いながらも何だかすこし興ざめしちゃった記憶があります。
え〜と、話がいつも通りそれちゃいましたが、つまりここもそんな感じで反射光の影響もあって樹木の側は乾燥が早かったのかな〜・・・なんてね。
反対側は、やっぱり湿っていて燃やすのが少々大変でしたよ。

とにかく火の側は、暑い!!!!
煙に巻かれると眼も開けてられないし、こんな時期にもかかわらず汗は滝のように流れ、咽喉はおかしくなるし、表皮もじりじり焼け付くように痛みました。
・・・ただ、ついつい魅せられて、側に行きたくなっちゃうんですよね。
火のこちら側とあちら側では、全く違った世界が現れています。
火は、解き放たれた後はただただ貪欲に、あるものがなくなってしまうまで、もしゃもしゃと食べることをやめません。
生きているとしか思えない、その動き。
*モウボル、モウボル・・・。
みなさんも、おねしょしないように気をつけましょう。
*もうぼる・・・むさぼり食うこと。まうほる、ともいうらしい。

一面にまんべんなく火をかけて午前中はおわり、お昼休憩をはさんで午後は種を蒔きました(写真がないのが、申し訳ない・・・デジカメの充電がこの写真を最後に切れちゃって・・・)。
種まきの様子は、この前ブログにアップしたソバ播きとほとんど同じ。
違うのは、種のまき方かな。
手首を横に振るのではなくて、ボールを前に投げるように遠くへ放り投げていくのです。
このやり方だと短時間で広い面積に種を届けることができました。
経験がモノを言っていますね・・・
(合掌)
賢治の学校・実習生 緑
・みんなで声に出してみよう!!今日の「ありがとう」・・・
「 ラハマト 」
タタール語(ロシア連邦内のタタールスタン共和国などで使用)