岡田監督 花道を飾れず
【阪神0―2中日】
両先発ピッチャーが好投を続け0-0、勝敗を分けた8回の攻防。落合監督はピッチャーを打席に立たせ、タイガースの攻撃を待ちました。
岡田監督は最後まで信念を貫き、岩田に代打を出し1点を取りに行きましたが、結果はゼロに終わりました。
監督は何時もどおり9回に球児をマウンドに送りました。岡田野球のシナリオでは球児がゼロに抑えて、裏の攻撃でサヨナラという筋書きです。しかし、今日はシナリオ通りには行きませんでした。
球児とウッズの勝負。3ボールになった時は歩かすかなといった雰囲気でしたが、ファウルでストライクが2つになりフルカウント。
ここまできたら勝負しかないでしょう。しかし、勝負に行ったボールが真ん中高めのホームランコースに行き、ウッズはこれを打ち返しスタンドまで持って行きました。
球児もあかんと思ったのでしょう。ボールの行方を見守る球児を見たのは、あまり記憶にありません。
岡田野球の守護神が打たれたのなら仕方がありません。他のピッチャーを出して打たれたら悔やむだけです。
岡田監督に育てられた球児が最後のゲームの最後のマウンドに立ち、監督に辛抱強く使って貰った鳥谷が最後のバッターというのも何かの縁ですかね。
鳥谷がアウトになり、TVカメラがベンチの中で涙を必死にこらえている球児を映し出した時に、思わず涙が出てしまいました。本当に悔しいシーズンでした。
レギュラーシーズンで屈辱を味わい、クライマックスシリーズでもまた屈辱を味わったナインは、この経験で一まわりも二まわりも大きくなる事を願っています。
岡田監督5年間ありがとうございました。お疲れ様でした。