鹿を見たことがありますか?
公園で飼育されている鹿ではありません。野生の鹿です。水上村では、最近、本当に鹿をよく見かけるようなりました。今回は、村内で増え続ける鹿について取り上げてみます。
鹿が増えたのは水上村だけではなく、全国的な傾向のようです。いつから増えだしたのか?地元の漁師に聞いた話では、「20年くらい前から増え始め、8〜5年前からあまり数は変わっていないが、最近は用心深くなってきた.」ということでした。
それでは、何故鹿の数がこれほど増えたのでしょうか? 天敵がいなくなった、鹿の食性が変わった(昔は食べていないものまで食べ始めた)、猟をする人の数が減った、など、いろいろな事が言われているようです。本当の事は分かりませんが、個人的な意見では、それらすべてを含む、複合要因ではないでしょうか? 一つ言えることは、「人の影響」により生態のバランスが崩れたのだと思います。
増え続ける鹿は、農作物や、植林したばかりの苗木などを食い荒らし深刻な被害をおよぼしています。そのため、防除ネットが山のいたるところに張り巡らしてありますが、なかなか被害を食い止めることはできないようです。市房山でも、山頂付近の木々が鹿による食害で立ち枯れがかなり目立つようになりました。
それほど増えた鹿ですから、山を歩いたり、山間部を車で走っているとかなり頻繁にその姿を見ることができます。野生の鹿を見たいという方は、村内の山を歩くか、水上村から椎葉村や五木村に続く道をドライブして見てください。また、夜、市房ダムを一周コースもお勧めです。かなりの確率で野生の鹿に会うことができると思います。


市房山の登山道(左の写真、どこにいるか分かりますか?)と村内の道路(右の写真)で出会った鹿。村内で鹿に会うことは珍しいことではなくなった。