自作の「ゆずこしょう」
ゆずこしょうを食べたことはありますか? 最近では注目度が上がり随分有名になったようですが、九州では昔から広く利用されている、ゆずをベースにしたスパイスの一種です。今年も、ゆずこしょうを作る季節がやってきました。
ゆずこしょうは、昔から地元料理には欠かすことのできない一品です。鍋、味噌汁、そば、うどん、などの汁物だけではありません。刺身、冷奴、焼き肉など、あらゆる料理に利用します。ゆずこしょうを少し加えるだけでピリッとした辛さとゆずの風味の微妙な組み合わせが料理の味を引き立ててくれます。
当館でも、ゆずの実が大きくなり、まだ実が青いこの季節に毎年ゆずこしょうを自作しています。原料は、庭に植えてあるゆずと、当館の畑で作った青唐辛子を使いますので原料調達から製造まで全て自前です。作り方はいたって簡単で、ゆずの皮と青唐辛子をミキサーですりつぶし、塩を加えたものです。それだけ? と思われるかもしれませんが、それだけです。他には何も加える必要がありません。作り方のコツがあるとすれば、ゆずとこしょうと塩の混合比でしょうか? 塩が多いと長持ちするゆずこしょうを作ることができます。
これから猪鍋がおいしい季節です。猪鍋にゆずこしょうは、相性が非常によくお勧めです。できたてのゆずこしょうを是非どうぞ。


当館に庭で採れたゆず(右)と青唐辛子(左)。無農薬栽培です。

出来上がったゆずこしょう。これからの季節は、鍋に欠かせない一品です。