Lemon Heart
日本のアマルフィから、レモン色の風にのって…
本日のキッチンガーデンは、瀬戸内海に浮かぶ“青いレモンの島”岩城(いわぎ)島と、近隣の大三(おおみ)島より、4名のご婦人をお迎えしました。
ツーリングの聖地、しまなみ海道を横に見る岩城島は、そのキャッチフレーズのとおり国産レモンの名産地なのだそうです。
お菓子を作るときによく使うレモン。果汁を絞ってレモンパイやチーズケーキに使うほか、その皮をすりおろして生地に加えると、マドレーヌなどの焼き菓子の香りをいちだんと引き立ててくれます。
とはいえ、ポストハーベストが気になるので、簡単にスーパーで売っている輸入物のレモンは買いたくありません。週に一回の生協で国産レモンを注文し、2週間待ってやっと届くも、あまり鮮度がよくなかったりしてがっかりすることもしばしばです。
では我が家の裏庭で作ってみるか!?と、以前、母が張り切って苗を植えてみました。けれどもレモンが育つには、安心院は冬が寒すぎてしまい、夏の間は元気でも、霜に当たるとしょんぼり縮こまってなかなか木が育ちません。
レモン…といえばカリフォルニアやフロリダ、それからイタリアの世界遺産の地、世界一美しい海岸とうたわれるアマルフィ海岸が思い浮かびます。どこも温かい土地ばかり。やっぱりここで育てるのはムリのよう…と、がっかりしていたそんなときでした。

お土産にいただいた可愛らしい絵のついた小さなビン。“レモンのバターよ”という説明に、??…と思いつつ開けてみると…。
中にはとろ〜りとしたレモンのクリームが。ひとさじすくってなめてみると、爽やかなレモンの酸味と程よい甘さ。う〜ん、なんだか懐かしい…
…昔、横浜にいた頃、時々買い物に行った山下公園のそばの“MEIDIYA”で、たしかこういうものに出会ったことがあります。確かイギリスからの輸入品で、レモン・カード(Lemon Curd)という名前がついていましたっけ…。
しいて言えば、レモン汁でできたカスタードクリームのような感じです。パンにつけて食べたり、デザートにアレンジしたりして食べるものだったと思いますが、その時に出会ったきり、ずっと出会うことのないものでした。
またこの味に出会えるなんて…しかも、これを日本で作っている方々がおられたなんて…!嬉しさも手伝って、ひとさじ、もうひとさじと、ついつい食べ過ぎてしまいそう。。。
“お菓子に使うのなら、いつでも木からもぎたてのレモンをお送りしますよ!”という、なんともうれしく頼もしいお言葉。
なんでもレモンの木は、一年中いつでも花が咲き、一本の木に花と青い実、それに黄色く熟した実が同時に存在しているのだとか。なんとも不思議な植物です!
…そういえばアマルフィには、リモンチェッロという名のたいそうおいしいレモンのリキュールがありましたっけ。岩城島の皆さんなら、近いうちにレモンの美味しいお酒も開発してしまうのでは!?
。。。そしてそんな暁には、まだ見ぬ日本のアマルフィへと真っ先に駆けつけたいキッチンガーデンの面々なのでした^^