竹細工職人
杖立温泉にはその昔、15人もの竹細工職人がいたそうです・・・。

おはようございます。
朝から雨、雨・・・の杖立です。
先日、「やまがや旅館」をご紹介しましたが、今日はその旅館の前にあるおみやげ屋さん。
「川述商店」と申します。
ある意味“伝統がある”と付け加えておきましょ。
このお店をご紹介する前にお店の特徴&ある種“伝統”というちょっびっとの杖立のご事情をお話。
えー、杖立温泉街にはど真ん中に川が流れております。
筑後川の源流、杖立川。
その昔からこの川は雨季になると氾濫を繰り返し、杖立人にとっては悩みの種。
・・・でも。
その雨季以外、大体九月〜五月のこの川は杖立の代表的風景であるように、自然の恵みであるように、又、無くてはならないように、とってもとっても大事な杖立の中の一部なんです。
・・・と前置き。
さて、ある意味伝統のお話。
どのくらい昔からでしょうか?
その雨季以外(五月〜九月)川沿いには仮設のお店が並び、お客さんが、又、杖立人も立ち寄る小粋な“仮設商店街”が形成されていたそうです。
なぜ、過去形なのかはご察しの通り、いまでは「川述商店」ただ一件のみ。
杖立川の下流のご事情や時代の流れにより、いつの頃からか「川沿いには建てちゃダメ〜!」っていう法律や決め事がなされたんですねー。
それで一代限りということでそれぞれの仮設商店街の店主の方たちは営業されてたんですが、だんだんと年をとったり、時代の流れにあわないように経営的にも難しくなったりとかで残念ながらやめていったんです。
その中で「川述商店」はこの由緒ある川沿い仮設商店街の伝統を“ただ一軒”守り続けているんです。
しっかも、竹細工職人。
昔15人いた職人さんも現在では2人。
頑なに杖立の代表的なおみやげのしゃもじやおひつ、弁当箱なんかを作ってます。
東北地方では“まげわっぱ”っていうんですよねー。
東北では材料が木でしょうが、杖立では竹です。
最近ではTV取材もあったりして、結構な人気。
遠くは北海道あたりまで注文があり、送っているそうな。

川述のおじちゃんとおばちゃんと二人仲良くやってるお店。
多分に漏れず一代限りはしょうがないことだけど、がんばってできる限り伝統ある“一軒だけの川沿い仮設商店街”続けていってほしいとまつりや心から願っております。
んで、もう一言付け加えておきますと、まつりやん家の調理場のしゃもじは全部川述さんトコのです。
しっくりきます。
手造りならではのしっくり感です。
ご飯を取り分けるおひつも適度に水分を吸ってくれて、ご飯がおいしくなります。
ついでに弁当箱はカッチョイィです。

いろいろ言いましたが、川述商店はいいおっちゃん、おばちゃんがいつもいるニコニコないいお店です。