第2回 企業経営とワークライフバランス
クリリンです。7月27日に福島大学公開講座
「ワークライフバランスの諸問題」第2回を受講しました。
(講座概要) (今野学長HP)
第2回のテーマは「企業経営とワークライフバランス」
ということで、男女共同参画会議の調査(H20.4.9)を中心に、
企業側にとっての導入のメリットについてお話をいただきました。
取組の例としては、
- 両立支援の促進
- 柔軟な働き方の促進
- 業務の効率化や長時間労働の是正
- 従業員の心身の健康保持
があり、各項目の取り組み事例をご紹介いただきました。
どの事例でも、前講義でも取り上げられたように、労働市場の二重構造により、過重労働者とワーキングプアの格差があり、この格差是正と、労働者の事情ごとに柔軟な働き方への対応と、片道切符ではなく、正社員とパートタイム労働を行き来できる仕組みでづくりが必要ではないかという内容でした。
今回、事例で多く取り上げられたのは大企業であり、企業側の最大のWLBに取り組むメリットは「人材の定着」であると感じましたが、私個人は、優秀な人材の離職を防ぐために、多様な働き方を創出する必要があるのは零細中小企業であるのではないかと強く感じました。
大企業の場合(私は零細でしか働いた経験がないので実感を持って言えませんが)、ある程度業務がマニュアル化されていますが、零細中小は個々人の経験・能力に頼る部分が多く、そのような人財は例え雇用形態が変わったとしても逃してはなりません。
一方で、そのような人財を確保するための資金を豊富に持つのは大企業でありますが、それでも一人財を失うことで、採用・育成し、またその人財を失い繰り返す。それらの流れを食い止めるためにも、個々の事情にあわせた柔軟な働き方への対応をしていかなければならないと強く思いました。
また、日本は欧米諸国と異なり、一般的に転職するごとにキャリアダウンすると言われています。そうした状況がある中で、失おうとしている人財を長期的視点に立ち、短期的に投資をすることで、その人財が企業に貢献する力は強いのではないかと感じます。
今回、大学を卒業して以来、久々に学校の講義に近い形態で講座に参加をしていますが、普段私がビジネスマン向けに参加しているセミナーと異なる点として、公開講座は実践的ではないかもしれませんが(今野先生すみません…)、構造化してこのような実情を捉えることができるので、福島市で活躍している経営者や人事担当者にこそ聞いてほしい講座だと感じました。
今回の参加者は約17名で、このような形態での公開講座は継続されていくことと思われますので、中小企業支援団体等を活用し、企業を巻き込んだ今後の集客に期待をしたいと思います。
上記の「
労働六法」は、今野学長も編集に携わったということで、購入させていただきました。講座は後2回ありますが、今度は私が人事担当としてワークライフバランスを自社内で実現すべく、来月の就業規則改定に伴い、ガンバリマス。。。。