さくらさくらの吉ちゃん

潮風に吹かれて島々で遊ぶ! 詳細はHPでご覧下さい。http://homepage3.nifty.com/SAKURA-SAKURA


島の風景/6月

2008年6月17日

雲丹かすてら

祝いの席や祭りの膳には欠かせぬ物の一つとして、今に伝えられています。
期間限定「幻の雲丹かすてら」の原材料も教えちゃいます。

 

他の地のものとは格段の差があるといわれている豊饒な味わいの雲丹を存分に使い、

 

新鮮な白身魚や卵を加え焼き上げた物をこの崎戸島では、

 

通称「雲丹かすてら」と呼び大変貴重な食べ物として喜ばれています。

 

また、焼き色がカステラにそっくりな事から、その名の由来があります。

 

 

 

 

2006年、九州のムラ19号「ムラの食守」でも紹介されました。

以下、紹介記事です。

 

 

西海市は、日本でも早くからポルトガルとの交易で栄えた町として知られている。

 

今でもかぼちゃのことをポルトガル語のボーブラと呼ぶなど、

 

暮らしの中にも自然と取り込まれてきた。

 

そのポルトガルから伝わったものとして有名な洋菓子のひとつがカステラ。

 

当時、カステラといえば大変貴重なお菓子で、庶民の口に入ることなど滅多になかった。

 

そのカステラをなんとか食べたい。

 

そんな庶民の夢を叶えたのが、いまも西海市崎戸町本郷に伝わる「雲丹かすてら」だ。

 

崎戸の島では、潮がいい日には村人たちが浜に集まり、

 

にわか芝居を楽しむ風習があったそうだが、

 

その時、各家庭から持ち寄られた弁当に欠かせない一品が「雲丹かすてら」だった。

 

甘くてふんわりしたカステラに似せてつくった「雲丹かすてら」。

 

その実体は、イセエビをすり身にして、

 

ふんだんに雲丹を混ぜてつくる厚焼きかまぼこのことだったのだ。

 

なんという贅沢。今では考えられない取り合わせだ。

 

イセエビにしても雲丹にしても昔は捨てるほど獲れていたという崎戸の島だからこそできた珍味。

 

見た目は確かに少し小ぶりのカステラ。周囲には焼き色がつき、包丁を入れると中身は黄色。

 

しかし、一口含むとお菓子のカステラとはまるで違う風味が口の中に広がる。

 

イセエビのよく締まった身から出る旨味と雲丹が磯の香りを運んでくる。

 

しっかりとした食感は、カステラというよりかまぼこに近い。

 

崎戸の島では、今も祝いやお祭りの時に家々でつくり客人をもてなすという。

 

 

 

「幻の雲丹かすてら」の原材料となる崎戸産大型イセエビ。

 

 

 ―‐―‐―‐―‐―‐―‐―‐―‐―‐―‐―‐―‐―‐―‐―‐―‐―‐―‐―‐―‐―

 

 雲丹かすてら写真提供:南 雄二氏

 雲丹かすてら詳細情報:http://homepage3.nifty.com/SAKURA-SAKURA/

 


2008年6月17日 0:06

コメント

ラスカル [2008年6月17日 8:52
幼少のころ親戚の家で食べたのを思い出しました。とても懐かしくて、また食べたくなりました。しかし豪華な食材ですね。おいしい理由がわかりました。
まちこ [2008年6月17日 12:16
題名を見たときは???って思いましたが、とってもおいしそうな一品ですね!贅沢な素材をたくさん使って、濃厚なお味が想像できます。
一度食べてみたいです(^^)

さくらさくらの吉ちゃん [2008年6月17日 14:25
ラスカルさん はじめまして。
ラスカルさんは、雲丹かすてらを食べたことがあるということは崎戸ご出身でしょうか?
小さい頃に食べた味を今でも覚えていること自体すごいことですネ。
雲丹かすてらを食べたくなった時は、いつでも島宿へお越しくださ〜い(笑)。

さくらさくらの吉ちゃん [2008年6月17日 14:36
まちこさん コメントありがとうございます。
…ですよネ。皆さん商品名を聞かれた時は???っていう感じですが、焼きかまぼこですョと説明すると納得してもらえます。
崎戸島ではどこの家庭でもつくる郷土料理で、島宿では料理の一品として、そして、お土産としても販売しています。
よかったら島宿のHPをご覧ください。

グランブルーのBOSS [2008年6月17日 18:38
出た〜!雲丹カステラ!これってホント美味しいですよね。初めて聞いたときは「雲丹のカステラ?あのカステラの中に雲丹?」なんて思ってましたけど、実際に見て食べてみて納得。崎戸の絶品料理のひとつですよね。崎戸は美味しいものが多いですね〜。
さくらさくらの吉ちゃん [2008年6月17日 23:44
BOSSさん あっざ〜す(^^)。
絶品料理と言っていただき誠に恐縮です。
年はいってますが褒められて伸びるタイプなので、どんどんお願いします。
そういえば、今日の長崎新聞に御床島沖で40キロの幻のクエが釣れていたという記事が出ていました。
クエの味も最高っすョ!

y-yoro [2008年6月18日 22:16
雲丹カステラ、初めてです。氷見にはないですよ。
すごく高級そう〜と思いますが、家庭料理ということは
雲丹もイセエビも豊富にあるんですね。やっぱり、すごい!!
その土地に根ざした食べ物は、いろいろ違っておもしろいですね。

さくらさくらの吉ちゃん [2008年6月19日 12:22
以前、全国ネットのTVで紹介された時も言ってましたが、雲丹かすてらという商品名はオリジナルみたいですね…使われているとしてもア戸絡みではないでしょうか?
普段家庭で作る雲丹かすてらは、白身魚を材料にすることが一般的で、じいちゃんの若い頃イセエビでも作っていたという話を聞き、期間限定(9月のイセエビ祭り)で再現しています。
今では、雲丹かすてらを作れる人も少なくなってきてるので、次の世代に頑張って伝承していきたいと思ってます。

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