竹中家で上煮塩硝・・・
世界遺産合掌造りの中で、160年前の作業が蘇りました・・・

硝酸カリウムが塩硝の正体・・
火薬の材料「塩硝」、現在の化学式はKNO3・・・黒色火薬は、塩硝が75%炭の粉10%硫黄15%で鉄砲の発射火薬となっていました。昔の文献には「中煮塩硝の水洗いをしたものを24貫(90kg)を上煮釜にいれ、手桶4杯(80L)を少量づつ煮立て溶かし煮え立ち次第に上煮桶の上に棒を2本渡し木綿を7重に敷き、中程に中折紙1枚を敷いたざるで濾す。」とありますので、忠実に再現してみました。

昔ながらの分量で・・
大きな釜で煮立てて行きます。中煮塩硝90kg、水80Lを煮詰めました。

濾していきます・・
木樽にこだわって濾して行きます。木は熱伝導率が悪いのでゆっくりと、冷めていきます。塩硝は、25℃で水33%溶解しますので約3倍の濃度で解けています。1週間掛けてゆっくりと水分を蒸発させれば、5〜6寸の六角柱の結晶ができる予定なのですが・・・・

透明なこの水が・・
文献にも、濾した硝酸カリウム溶液は無臭透明とあります。塩硝作りは本来は6月から今頃までで、加賀藩には冬成として納められていました。
結果は、このブログで・・・・・楽しみに・・・・・黒色火薬まで作っちゃうとつかまっちゃうかな?