タイガーレースの後に その2
昨日の続きです。
こっから先の練習走行レポートを書く前に
僕の使っている車の癖について書いときます。

伸縮ダンパーでのセットだとターン4でオーバーステア傾向になるので
こいつをやっつけたいと思います。
このオーバーステアの要因を簡潔に説明すると
前後のグリップに差があるためで
フロント>リヤ
とフロントタイヤにグリップがあるためオーバーステアになってしまいます。
まず、最初にこのグリップ差を縮めるため
フロント側を調整していきます。
フロントサスのアッパーアームの取り付け位置を変更して
若干、アーム長を長くします。

変更前

変更後
ねらい
こっからはキャンバーについてとキャンバー変化について説明します。
キャンバーについて

このノートは今から約12年前に自動車整備士を目指していた時のものです。
つたない、絵と字ですが簡単に説明できるものが手近になかったので・・・
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キャンバー角とは車両を正面から見たときの『タイヤ中心線』と『路面との垂直線』との角度のことを指します。
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タイヤがハの字になっているものをネガティブキャンバーと呼びます。
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タイヤが逆ハの字になっているものをポジティブキャンバーと呼びます。
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タイヤは傾いた方に曲がろうとします。
キャンバー変化について

- 上下のサスアームの長さが同じ場合、サスが上下動をしてもキャンバー角は変化しません。
- アッパーアームの長さが短い場合、サスの上下動によりキャンバー角が変化します。
キャンバー変化量を減少させることにより、コーナリング時の車両外側タイヤの
曲がろうとする力を弱くします。つまり、アンダーステア傾向にします。
この状態で走行するとターン4でのオーバーステアが若干、解消されましたが
まだ、満足のいく状態とは言えませんでしたので
さらにセッティングを変更していきます。
今度はリヤのロールセンターを下げロール量を増やし
車をアンダーステア傾向にします。

ロワ側のサスマウントのシムの厚さを変更して、ロールセンターを変更します。

左側が1mmのシムです。右側が0.5mmのシムです。
今回は1mmから0.5mmのシムに変更してロールセンターを下げました。
こっからはロールセンターとロールについて説明します。
ロールセンターについて

- ロールセンターは実際に目に見えるものではありません。
- ロワ側のサスマウントを上げることによりロールセンターは上がります。
- 逆にサスマウントを下げるとロールセンターも下がります。
ロールについて
- コーナリング時、車両には外側に傾こうとする遠心力が掛かります。この遠心力は車両の重心に働きます。
- 重心とロールセンターの長さによりロール量が決まります。
- 一般的に重心はロールセンターより高い位置にあります。
- 重心とロールセンターの距離が長い→ロール量が多い
- 重心とロールセンターの距離が短い→ロール量が少ない
この状態での走行だと今まで苦労していたターン4のオーバーステアも
解消され、運転も楽になりました。
次のレースでは、このセッティングで臨みたいと思います。
タイヤの状態や路面状況で車の動きは変わってくるので
このセッティングが果たしてベストかどうかは疑問ですが・・・
今回の記事は突っ込みどころが満載ですが、どうか暖かい目で見てやって下さい。