ドライバーに必要なもの
今日は、富士でのスーパーGT合同テスト最終日でした。
天候に恵まれませんでしたが、次の岡山、富士でのレースに向けて良いデータが取れましたのでご期待ください。
ブログへ質問が寄せられてますね、ありがとう。
「F1でトヨタが表彰台の1番に乗るのは何年後と見込まれているでしょうか?」というご質問がありましたが、わからない!!としかお返事ができません。ごめんなさい!
「誰よりも速くなるために必要なものは何なのでしょうか?トップドライバーになるには何が必要なのでしょうか?是非、教えてください!」という質問があったのでお答えしましょう。
まずレーシングドライバーへの道程ですが、いろいろな形があります。現在は、カート上がりの子が多いですね。
しかし過去には、F1の佐藤琢磨選手のようにカートの経験はなく、自転車からの転向という例もあります。今の時代は、カート上がりがほとんどでしょうか。中嶋一貴、平手晃平、小林可夢偉、大嶋和也、国本京佑・雄資兄弟など。
「速さを捉えてどう処理するか。」、レーシングドライバーの才能に備わっていて欲しい能力がこれです。フィジカル的な要素で言うと、まずF1やフォーミュラニッポンで走行する時、心拍数は180から200に上がります。F3だと170から180。競技時間は、F1やフォーミュラニッポンでは約1時間半、F3では、30分ですが、この時間の中で、心拍数が上がったところでのドライバーの判断能力が最も重要となります。どんなスポーツでもアスリートは、心拍数が高い時に物事を判断できる能力が必要ですよね。
その他には、そうですね英語かな。しかしこれは、コミュニケーションに必要な手段に過ぎません。それに正しい日本語を話せない人間には、それ以上の英語は話せないと考えています。英語英語と言う前に、「正しい日本語」これは大事ですよね。
それと、ドライバーのキャラクターでしょうか。「レース」は一人でできるものではありません。周りの人望を集めないといけません。関わっている人に好感を持たれないとダメ。これは、お世辞を言ったり、おべんちゃらを使ったりとかそういう意味じゃないんです。レースに、一生懸命取り組んでいる姿を周囲に見せないといけません。認められて初めて、人望がついてくるのです。
「心技体」の他に、「知力」も当然必要となってきます。クルマに対する知識がないと、当然ですが話になりません。心だけでもダメ。体力だけでも、テクニックだけでもダメ。
あらゆるバランスが取れてこそ、良いドライバーと呼べるのではないでしょうか?