今年のイベントは全て終了〜!
先日のTMSFで今年のレースの僕にとってのイベントは全て終了しました。
今年は充実した一年でした。
なんと言っても、有終の美は京佑の”マカオ優勝!!!”
これにはビックリしました!
まさか、・・・まさかのまさかです(笑)
京佑のどこにあの力が潜んでいたのか、探り当てることは至難です。
しかし、京佑自身がつかみ取った栄冠であることは紛れもない事実です。
今まで色々なドライバーを見てきましたが、まったくタイプの異なるドライバーです。(宇宙人?)
過去、速いドライバーを見て、優秀なドライバーとはこううなんだ・・・と勝手に自分で作り上げてしまっていた既成概念があることに気づかされました。

京佑とはFT時代からつきあっていますが、これほどの強さをもっているとは正直思っていませんでした。
そうなんです。・・・”速さ”ではなく、ドライバーに必要なのは”強さ”なんです。
今回の京助の”強さ”は、”行かない強さ”と”行く強さ”この両方を持ち合わせた凄さです。
”行かない強さ” とは、アクセル踏みたい、奥までつっこみたいと言う気持はドライバーなら誰しも持っていますが、これを超えたてしまうとまんまとマカオの餌食になってしまい、その時点で優勝圏内から脱落していってしまいます。
しかし、ここでこらえ、行きたい気持を押さえて次につなげる事が出来るのが、 ”行かない強さ” です。
当然そこではリザルトとして残っていくので、そのリザルトの上に行きたいというプライドを捨て、次のステップへかけるメンタルマネージメントの凄さが今回の京佑にはありました。
最後の最後に、カルロのスリップの入り、12番手から一気に3番手浮上!!
そして、2番手のドライバーが降格のために結果トムスのドライバー二人がフロントロウを独占!
その時の京佑のコメントは
「予定通りです」
・・・と、あっさり僕に伝えてきました。
彼は、この状況を走り出しの始めから想定できていたということです!
そして、予選レースのスタートでは完璧なスタートでカルロを抜いてトップでリスボアに飛び込むことが出来ました。
この状態も、京佑がいかにスタートに集中できていたかという証です。
レースとは怖いもので、スタートでの100分の何秒かの遅れが全てを決定してしまいます。
この遅れでカルロが結果、後続車と接触し、レースを終えてしまいました。
カルロにとっては予選までは全てが完璧でした。
しかし、スタートでの遅れが全てを台無しにしてしまった・・。
予選レースで京佑はユーロシリーズ第2位のモルタラにリスボアのブレーキングであっさりトップを譲ってしまいました。
この時点では京佑は、明日が決勝だと言うことをはっきり把握して明日の準備をしてい他という事です。。
京佑にとっては、これは予選レースであり、決勝ではないと理解して、無駄な闘いは避けて明日にかけています。
迎えた決勝では、いよいよ ”行く強さ” を発揮しました。

またもや彼はスタートを完璧に決めるも、リスボアまでにモルタラにリードを許してしまいました。
しかし、その後SCが入り、リスタート。
今度は、初めて京佑がリスボアのブレーキングでモルタラを押さえ込み1秒半の差を付けてピット前に帰ってきたときは、僕はもう、その瞬間からドキドキです!
その後、またもやSCが入ったのですが、このリスタートも京佑は完璧にこなし、大きく2位を引き離して再びピット前を通過。
更に僕は ドキドキ です!
そしてモルタラの猛追が始まりました。
しかし、京佑も毎ラップ猛プッシュでモルタラを諦めさせました!
お見事!!!
そして遂に、京佑はトップでマカオGPのチェッカーをくぐり抜け、日本チーム、日本人ドライバーとして初の栄冠を勝ち取りました!
山田健二の車も素晴らしかったが、京佑のドライビングとメンタルマネージメントは本当に素晴らしいものでした。
シーズン最後にこんな感動を味わえて本当に最高でした。
それにしても、今回の京佑の”行かない強さ”と”行く強さ”に、宇宙人的勝ち方を教えてもらい、新しいドライバー観が僕の中にインプットされました。
ただ、これは彼の頭の良さ、強さがもたらしたものでしょう。
それにしても、 トムスは凄いね!!!
みんな、ありがとう。そして、おめでとう。
