整備は続きます。

2008年11月9日

レース進行を統括するレース・ダイレクター

シリーズを通じて、レース進行を統括する責任重大なポジションです。

 

 

レース進行を司る競技長は主催するサーキットごとで違います。

 

そこで、シーズンを通じて統一したレギュレーションの遵守や

 

ペナルティへの判断基準の温度差などを是正するために

 

スーパーGTシリーズでは

 

「レース・ダイレクター」というポジションを設けています。

 

 

     【レースコントロールの中枢、コントロールタワー】 

 

その重責を担うのは南洋一さん。

 

この道、43年目の大ベテランで、過去には鈴鹿サーキットで

 

20年間もF1日本グランプリの競技長を務めた他、

 

現在もフォーミュラ・ニッポンやツインリンクもてぎでのインディカーレース

 

などの競技長を務めている日本の第一人者です。

 

          【部屋には無数に映像モニターが並ぶ】

 

仕事をする上で常に意識しているのは、

 

スーパーGTシリーズは参戦価値が非常に大きなレースだということです。

 

自動車メーカーをはじめ参戦チームは

 

多額の費用をかけてレースに出ています。

 

それは、シリーズの存在価値、

 

シリーズタイトルの重みを意味していると思います。

 

下す判断ひとつをとっても非常に大きな影響を及ぼしてしまうので

 

それだけに慎重にやらなくてはならないと思っています。

 

それと同時に高い安全性を守りながら、

 

競技としてのスポーツ性を維持する必要もあります。

 

皆さんが文句なしの勝負ができるように舞台を整えなければなりません。

 

 

 

40台を超える参加台数に、

 

80から100名にも及ぶ参加ドライバーという規模を見ても

 

スーパーGTは世界でもまれに見る巨大組織です。

 

これまでの経験をもってしても苦労はありますが、やりがいも大きいですね。

 

とにかく、1年を通じてみんなに納得してもらえるレースができるように

 

最大の努力を払っています。

 

そういう意味では、この最終戦は自分の仕事の総決算になります。


現在、来年のレギュレーション作成を行なっています。

 

もうすでに、5回にわたって述べ50時間以上会議を重ねてきました。

 

おそらく、全面的なレギュレーション改正になるでしょう。

 

やはり、シーズン9レース全てをガチンコで戦えるようにしたいですね。

 

まだまだ、突き詰めることはたくさんありますが、

 

みんなが納得できるエキサイティングなレースシリーズにしてゆきたいです。

 

 

 

と南さんが語ってきたように、レース・ダイレクターとは

 

冷静、かつ迅速な判断が要求される高い集中力が必要なポジションです。

 

非常にレベルが高く、かつ激しいバトルが展開されるスーパーGTシリーズ。

 

参加台数も多い上に、アクシデントなどもあり、レース構成は非常に複雑で、

 

レースコントロールもたやすい物ではありません。

 

そんな、ワイルドなレースシリーズを統括する南さんのお話しぶりからは

 

やはり、40年を超える豊富な経験に裏打ちされた実績からくる

 

安心感と言うものを感じました。

 

無事に行って当たり前」のレース進行だけに、

 

目に見える形で「活躍の成果」が出ることはなかなかありませんが、

 

これから迎える大一番、南さんの手綱捌きにも注目してみてください。


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2008年11月9日 11:21

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