TOYOTAとNASCAR
TMSFでのデモランを見て興奮!

【デイトナでは時速300キロで観客の目の前を疾走する。この距離ですよ!】
昨日の続きですが、
NASCARは年間に2000レース以上を開催と書きましたが、
最高峰シリーズの「スプリントカップ」は年間36戦です。
その他には様々なカテゴリーがありますが、
実はトヨタはNASCAR ダッシュ・シリーズに2000年から
セリカで参戦していました。

【写真は2001年デイトナスピードウィークでのセリカ】
4400ccのV6エンジンを搭載(当初はDOHCの直四でもう少し小さいエンジンだったはず)し、
ボディはカップカーよりも一回りコンパクト。
エンジンの形状によって排気量は様々に規定されています。
そして、2003年にはロバート ハフ選手がシリーズチャンピオンを獲得。
これは、OHV以外のエンジン車によるNASCAR初タイトルになりました。

【2003年最終戦でトヨタはNASCARダッシュシリーズでチャンピオンに】
そして、この翌年の2004年からトラックシリーズに参戦を開始したわけですが、
エンジンレギュレーションは358キュービックインチ(5800cc)のOHVのみ。
もちろん、OHVのレーシングエンジンはトヨタには存在しなかったので
ゼロから設計して、NASCARにようやく承認してもらったそうです。

【タンドラに搭載されるV8 OHVエンジン、圧縮比12:1、キャブレターは1基】
当時、TRD−USAでエンジン制作を担当していた林博美エンジニアに
お話をうかがったところ、
NASCARに設計図を二度も書きなおさせられたのだそうです。
「あまりにも先進的過ぎる」と言う理由で。

【2005年ミシガンでTクバピルが初優勝、TRD−USAスタッフが記念撮影】
2006年7月、ミシガンでトラビス クバピル選手が
クラフツマントラックシリーズでの初勝利をタンドラで成し遂げます。
そして、2006年にトッド ボダイン選手がチャンピオンを獲得。
2007年シーズンから最高峰のスプリントカップシリーズに参戦開始。
2008年 3月にアトランタで#18 スニッカーズ・トヨタ・カムリに乗る
カイル ブッシュ選手が優勝して、トヨタにカップシリーズの初勝利をもたらしました。
今回、TMSFに来ていたレースカーはその時と同じカラーリングのものです。
そして、その時の優勝トロフィーもピットに飾られていました。