映画 = マトリックス =
過去ログでちょっと触れたので、今回紹介したいと思います。
「オールスター新春かくし芸大会」で過去の出し物に、映画「マトリックス」のパロディ「マトリックス・デブリューションズ」がありました。
これがきっかけで、「マトリックス」なる映画に興味を持ちました。
マトリックスは
「マトリックス」
「マトリックス・リローディッド」
「マトリックス・レボリューションズ」
の3部からなっています。
マトリックスがヒットしたから、その続編が2部作られた、と言うのが正しいかも。
まずはかくし芸大会のパロディ、デブリューションズで、かなりの見せ場をパロって見せてくれていました。(過去ログで取り上げてます)
「これは面白い」とレンタルするつもりでお店に行くと、DVDが1,500円で売っている。
レンタル品には無い「特撮のおまけ」が見たくって、結局DVDを買ってみました。
見ていてまずびっくりしたのは、その「マトリックス」と言う世界観。
我々が生きているこの世界、それは実は「マトリックス」と呼ばれている、コンピューターに全てを支配された世界である、と言う設定なのです。
人間の体は全て電気信号で動いています。
目で見ているもの、肌で触れているもの、香、音、味。
全て電気信号で感覚が脳に伝えられ、それを我々は「五感」として捕らえているのです。
勿論、体を動かす筋肉も脳からの電気信号で動いているのです。
それが実は全てコンピューターによって作られた電気信号に過ぎない、と設定したのがマトリックスの世界。
極端なたとえですが、とある人がガンに侵され脳細胞だけ転移を免れた、とします。
その人の脳だけを取り出し、脳から出ている神経細胞とコンピューターを余す所無く繋ぎ、コンピューターが作り出す世界をその脳細胞に認識させる事ができるとしましょう。
現実世界そっくりの仮想空間の中で、その人の脳に五感に応じた反応をリアルに再現できたとします。
すると、その人はあたかも「自分が普通に生きて生活できている」と信じてしまうでしょうね。
マトリックスはここまで極端では無いですが、人間は生まれた直後から体に電極を埋め込まれ、本人の実際の肉体は擬似羊水の入っているカプセルの中で眠ったままの状態で成長。
でも、本人はあたかも今の我々同様、「普通に生活している」と認識しているのです。
全てをコンピューターに人間が支配されている世界です。
各個人の運命は、全てコンピューターに握られているわけですね。
そんな世界の中にいる会社員「ネオ・アンダーソン」が主人公。
ある日ネオは不思議な暗示を受け、「トリニティ」と言う女性と出会う。
彼にとってはこの偶然な出会いも、実は仕組まれたもの。
やがて「トリニティ」に導かれて、ネオはマトリックスの現実を知るのです。
マトリックスの世界から外に出て、人間をコンピューターの支配から解放する「救世主」として彼はマトリックスの世界と立ち向かっていく事になります。
私がパロディのデブリューションズで「面白いなぁ」と思ったのが、特撮。
その特撮目当てで見る事にしたこの「マトリックス」
特撮の撮影風景が解るDVDのおまけが無ければ、「こんな撮影、どうやって撮ったんだ!?」と思える危険なシーンが目白押し。
それだけでも十分割安なDVDで、一度は見てみる価値はあると思います。
ただ、個人的にはリローディッドまでですね。
レボリューションズまで行きますと、何だか少し違った映画になっている気がします。
雰囲気は確かにマトリックスシリーズなのですけどね。
さて、余談ですが、ここがこの映画の恐い所でも有ります。
『我々が生きているこの世界、それは実は「マトリックス」と呼ばれている、コンピューターに全てを支配された世界である・・・』
これを信じ込んでしまう「おとな」がいることです。
この映画に限らず、フィクションを「作品」として受け止める事のできない「おとな」がいる事。
そんな彼らが罪の無い他人を巻き添えにする事。
マトリックスは恐怖映画ではないですけど、今の世の中は恐怖映画以上に恐い現実が有りそうです(^_^;)。