心に残る歌 今回は「主人公」
今まで生きてきて、「この歌を初めて聞いた時って、こんな事があったっけ・・・。」
そう過去を振り返る機会を与えてくれる歌が、誰にでもあると思います。
今回はその2回目です。
前回の「時代」同様、私の浪人時代に出会った思い出に残る歌。
「主人公」 さだまさし
詳しい歌詞はお手数でも下記アドレスで御覧ください。
http://www.uta-net.com/user/phplib/view_8.php?ID=7420
この曲もやはり、当時沖縄の大学にいた親友が、歌ってカセットテープで送ってくれました。
曲の旋律も歌詞も良かったのですが、やはり親友が一所懸命ギターを弾いて歌ってくれた、その姿が目に浮かんで、とても嬉しかったです。
「♪自分の人生の中では、誰もがみな主人公」
「♪私の人生の中では、私が主人公だと・・・」
歌詞の終わりにあるこの部分、言われてみれば当然。
でも、この曲を聴くまで、「自分の人生の中では自分が主人公なんだ」なんて、一度たりとも思ったことは有りませんでした(苦笑)。
でも、この後もう一つの出来事、これが無かったらこの曲は「初めて聞いたのはいつ頃だったろう・・・?」という存在になっていたかもしれません。
何しろ彼は4年間の在学中、とても沢山の歌を送ってくれたのですから。
その出来事とは、受験直前の一月末の事。
共通一次試験(今のセンター試験)の後、私の得点は第一志望校に合格するには、厳しい点数でした。
第二志望校なら、失敗しなければ恐らく合格できるだろう、その位置。
第三志望校。ここが五分五分。
この時点で二次試験の願書を何処に出すか、決めかねていました。
基本的にはどの学校も私の希望する工学部があったので、選択肢としては自由でしたが、悩みました。
第一志望校に進学する為に一年頑張ってきたのに、第二・第三志望校に願書を出すのなら、何の為の一年だったのか? って。
悩んだ挙句、かの歌の親友に電話しました。
親友 「・・・そうか、迷うよね。確かにその為に一年やってきたんだもんね。」
私 「うん。でも無理して第一志望を狙って落ちたら、来年も浪人するわけにはいかないからねぇ・・・」
10分くらいあ〜でもない、こ〜でもない、と話した後に彼が、こう言いました。
親友 「いずれにせよ、○○(←私)の人生だから、○○が最終的に決めないといけないよね。」
この言葉にはっとしました。
私 「そうだね、自分の人生、誰のものでもないんだよね。自分が切り開いていく人生なんだよね。」
親友 「そうだよ、○○の人生の中では、○○が主人公なんだよ(^^)。」
この彼の言葉で、今まで悩んでもやもやとしていた気持ちが、一気に吹き飛んだのでした。そして自分の志望校が決まったのです。
最後に確認の意味で彼に聞きました。
私 「ねぇ、△△△△(←彼)。参考までに聞くけどさ、君の気持ちとしては、私が何処に行ければいいと思う?」
親友 「それは第一志望さ。だけど、もっと大事な事は、○○に合格してもらって、にこにこ顔で沖縄に遊びに来て貰いたいんだよ。」
一年間励まし続けてくれた彼が一番望んでいる事、その彼の気持ちに応える事が何よりも大切な事だと、この時確認できました。
「人生の分岐点」なんて一杯有ると思うのですが、この時にこんな重要な形で私の心に残った「主人公」。
忘れられない一曲になりました(^^)。