炭素減らすなら中古車もアリ。
二酸化炭素減らしやるなら「プリウス買うより中古車」というはなしをみました。たしかに一理ありますね・・日本車は燃費良いし・・
このはなしは以前から気になっていました。
「え〜と、省燃費車に買い換えるのはいいんだけど、新しくクルマ生産したら二酸化炭素またいっぱいでるよね・・?」っていう素朴な疑問がベースにあるわけです。もっともなはなしですね。
読んだのは以下「WIRED VISION」さんの記事です。お時間あるかたは読んでみてください。
「燃料を食う自動車を乗り換えるのは、個人の二酸化炭素排出量を減らすのにうってつけの方法だ。そして、本気で地球温暖化を何とかしたいと思うなら、中古車を購入すべきだ。その方が、大気中に排出する二酸化炭素の量が少なくてすむ。」 (「WIRED VISION 」 6月3日 http://wiredvision.jp/news/200806/2008060322.html)
まあ、いかにも合理的なアメリカ人さんのプラグマティズムを見せられるおもいなんですが、要約しますと、アメリカでバカ売れのトヨタさんのハイブリッド・プリウスを1台生産するとたいへんな量のエネルギーを新たにつかうことになる、だから「炭素の負債」という観点からすると、プリウス買うよりその「負債」がすでに返済されている中古車を買えということです・・
それでじっさいアメリカでは燃費のいい日本車の中古車がバカ売れしているということです。ちなみに人気になっているその中古車には、マツダファミリア、フォードフェスティバ(あ、これ、アメ車でしたすみません。)、ホンダCR−X、同シヴィック、トヨタプラッツなどがあるそうです。う〜ん、なつかしい〜
もちろん、彼の国のバカでかいクルマの燃費は日本車に比べたらはるかに悪いことは常識ですから、アメリカ人さん方がたとえ好燃費の中古日本車に乗り換えたとしても、それは現行日本車とほぼ同水準の燃費である可能性は否めないでしょう。しかしたとえそうだとしても新しくクルマをつくる際に排出する炭素という視点からいえばこの主張に一定のアドバンテージがあることもまた否定できません。
で、「炭素の負債」ということにかんしていえば、日本は京都議定書で2008〜2012年までにマイナス6パーセントの温室効果ガス削減が義務付けられているわけです。ところが2004年に自家用車でプラス52.6パーセントもの増加をみせ、現在もプラス8パーセントの増加になっているわけです。で、けっきょく14パーセントの削減をしなければならないわけですが、しょうじきこれがけっこうきつい・・と。だから排出量取引をする炭素クレジット制度などが登場しているわけです・・
だからとりあえず官民挙げて中古車乗ろう
って唱えるわけではないんですが・・
ちょっとおもったんですが、上述のWIRED VISIONさんの記事をどのように考えるかはひとそれぞれだとおもうんですけど、彼の地ではじっさい昨今の原油高対策で燃費のいい中古の日本車が売れてるわけです。わたしの少ない経験からでも実燃費リッター14〜15キロ超えてる日本車はちょっと前にもかなりありましたし。ところが当のわが国ではそうした良燃費中古車に乗り換えるっていうはなしはあまり聞きませんよね・・・新車のエコカーに乗り換えようってはなしはよく聞きますけど・・
これはどうしてなんでしょうか?
まあ、ようするに基本、炭素減らすことにコンセンサス得られてないってことですね・・
そういうおまえはど〜よ?
って当然聞かれるとおもいますが、しょうじきなところたしかにわたしも次世代エコカー(新車)の購入に備えるっていうスタンスが大きいことは否めません。ですが、いっぽうでかつて好きだったクルマ、しかも燃費良いのに乗るのはいまもしかしてアリ?かなともおもっているのは事実ですね。炭素のこと考えたら、すくなくともEVが現実的になるまでのワンポイントリリーフでつかうのはアリですね。
そして一般的にアメリカほど売れてない良燃費中古車についていえば、まだ、みなさん原油高の影響をそれほど身につまされて感じていないからかもしれないし、もしかしてこの市場はこれからブレークする可能性はあるかもしれないな・・ともおもっています。ヤマダ電機さんも中古車商売始めるみたいだし・・
ちなみに下はいま、もっともグラっときている日産K−11マーチ(CG13DE)。
燃費なんと17.2`/g。
で、アメリカさんに触発されてこれからときどき燃費のいいかつてのコンパクトカーも載せていくことにしました〜