EV(電気自動車)、意外な伏兵はもしかしてインド?A
前回のつづきです。
EV(電気自動車)にかんして、インドではそれがすでに実用化しているということなのですが、さらに気になった記事というのはつぎのようなものです。
「インドの商用車最大手タタ・モーターズは、米大手クライスラーと商用EV(電気自動車)を共同で開発し、2009年初頭に米国市場で販売する計画があることが分かった。インド市場で販売されている小型トラック「タタ・エース」がベース車両となる模様。
インド経済紙エコノミック・タイムズによると、タタは今年初めにクライスラーのGEM(Global Electric Motorcars)部門と契約を結んだ。タタ関係者は「(商用EVは)配達用のバンなどに用途が限定されるため、当初はさほど大きな販売台数にはならないだろう」と語っているという。 」
(「ヴォイス・オブ・インディア」 6月25日 http://www.voiceofindia.co.jp/content/view/1350/74/)
詳しくは引用元の記事をご覧いただきたいのですが、タタ・モーターズさんが、米クライスラーさんと商用EVを共同開発、来年頭から販売するということです。
タタさんの1トン車を米にエンジン、ギアボックス除いた状態で輸出、米本土でクライスラーさんがモーターと制御システムを付けて販売というコラボレーションです。
これだといまあるものを最大限生かせ、しかもコストも安くて済む・・(ちなみにタタ1トン車はインドで55万円)
商用EVだからと安閑としていられないのは、展開のスピードと価格の圧倒的な安さが予想できるからです。当然、「これの乗用車版お願いね」って声は予想できるし、予想しているでしょうね。1トン車はコンパクトカーですしね・・
もしタタさんがEV版格安乗用車を販売したら・・・?
日本の各メーカーさんとしては次世代カーにできるだけ付加価値付けて高く売りたいとおもっているのはよくわかりますが、タタさんのやり方ははなからある程度の「価格破壊」を折り込んで、いわば「ヒンドスタン・ファースト」な価値観を全世界で既成事実化しようとしているかのようにも見えますね・・たとえばそれは例の激安ナノにもいえますが・・それが、いいのか悪いのかはともかくとして。
そして、この「EV版価格破壊車」がもし早い時期に発売されたなら、原油高に苦しむ世界中で圧倒的な支持を受ける素地はすでに十分育っているかもしれません・・日本版EVが評判になるよりも先に評判になるかもしれません・・
ところで、インド車って正直どうなの?ってわたしもおもってますが、最新の「世界企業評価ランキング」ではタタ・モーターズさんは第6位です。(ちなみに第1位はわが日本のトヨタさんです。)
ジャガーとランドローバーを買収し、最近ではGMハマーにもその触手を伸ばそうとする実力はダテではないってことじゃないでしょうか?世界6位の企業がとんでもなくひどい粗悪品を売るのは考えられない気もします。
だから、EV開発中の日本の各社様にはぜひいっこくもはやくEVを売っていただきたいというお願いでした。あ、もちろんできるだけ安く(笑)。
PS:あと、なんとなくインドのクルマが今後、台風の眼になる予感があるので突発的にインドのクルマ(できればコンパクトカー)というカテつくることにしました(笑)。