フューエルセル(燃料電池)車こそAクラスのほんとうの姿。
「ATI2008」で、ダイムラーベンツさんのフューエルセル車を見たときの感想です。
以前から不思議におもっていたことのひとつに、ベンツさんのAクラスってなんのために出したのかな?ということがありました。たいていのコンパクトカーが好きなわたしもあの形にはいまひとつ食指が動きませんでした。
(ただし、それとは対照的にBクラスは大好きです。B170はコンパクトカーのひとつの達成ではないか?とさえおもっています。現在このB170がけっこう安くアプルーブル(ユーズド)で売られていますので、かなりグラリときます・・)
さてAクラスですが、もちろん若年層向けのエントリーカーという位置付けなのだろうなあ・・という程度の認識はもっていましたが・・
今回「ATI2008」でそのAクラスベースのフューエルセル(燃料電池)車の実車を見る機会があり、自分の短慮を思い知らされました・・
このクルマ、いわば「次世代基準」で作られているのがよくわかりました。
ボンネット内はラジエターと空気供給システムが整然と収められています。
展示車は2座で、ラゲッジが広くとられていました。いますぐにでも商用バンとして使えそうなかんじですね。(フロアは二層式になっており、フューエルセルシステムはフロア下に収められています。)
室内はさすがにベンツさん、見ただけで居心地よさそうなのがすぐわかります。
今回初めて知ったのですが、もともとAクラスというのは蓄電池を動力源とした電気自動車用に開発されたそうです。ところが、電池やインフラの開発が遅れ、単なるFF車として売り出された、ベンツさんとしてはかなり安価に。
そのためにベンツさん全体のブランドへの疑義というか揺らぎを招くことになりユーザーの反発を招いたというのはよく知られています。
しかし、今回会場で見たAクラスからは、ある種のオーラが漂っていました(笑)。
ところを得た落ち着きというか・・ つまりこのフューエルセルモデルこそが本来のAクラスなのです。
さて、わたし自身はこのフューエルセル車を見て、ベンツさんの見識をかんじました。次世代車にしては広いんですよね。B170に浮気せず、このAクラスフューエルセルの市販を待ったほうがいいですね。ベンツさんは「ガソリン車からあと7年で撤退」とたしかアナウンスされてますしね・・
ところで現在のベンツさんのユーザーのかたたちが、このAクラスのフューエルセル車に現在の高価なベンツさんの上級クラス車と同じプライスタグを付けても買ってくれのかどうか?・・・それは大きな問題かもしれませんね。