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試乗記・13〜ダイハツ タント〜

2008年1月6日

小樽運河の歴史・前編〜建設計画から完成まで〜

小樽運河は埋め立て式の工法を採用されたといわれている。

 

本日と明日は、小樽運河の歴史について、お伝えしようと思います。

今回は小樽運河の建設計画から完成までをお届けします。

 

 

小樽運河の建設計画が始まったのは、1897年代(明治30年代)で、港の改良工事案が道庁に提出され、港の改良工事案は埠頭岸壁式と運河式という2つの案が浮上し、物議をされていたそうです。

1906年頃に(明治36年)に当時の小樽区が道庁に「小樽港改良工事の追願」を提出し、その文面によると「埠頭岸壁式」の工法を採り入れられると記していたらしいです。

道庁が小樽運河の工事の認可が降りたのは、1909年(明治42年)頃で、その時に欧米から港湾視察から帰国した小樽区の港湾修築事業の最高顧問を務めていた「広井勇」氏は、「小樽港の場合、貨物の種類、荷造りの方法などから見て、埠頭岸壁より艀(はしけ)を利用する運河式の方が便利だ」と、小樽区役所で開催されていた講演会でこのように述べたそうです。

 

 

当時の小樽区会は、広井氏の意見に賛成し、運河の建築工法を埠頭岸壁式から運河式に改められたそうで、設計の見直しはこの段階で3回目に当たったそうです。

1914年(大正3年)に5回目の運河の設計変更を経て、同年に運河の工事に着手されました。建設が着手されてから3年後の1917年(大正6年)に当時の小樽区会で過半数を占めていた「革新クラブ」の提案により、運河の設計変更が提案されるなど、運河の建設に当たり、さまざまな経過を辿ってきたといわれているそうです。

1923年(大正12年)の12月に小樽運河が完成し、運河の全長は1324m、運河の幅は40mで、運河の建設に架かった費用は190万円(当時)程掛かったそうです。

運河の建設に予定していた費用は、110万円で、予定されていた費用と比較すると倍近くの費用が投じられたといわれているそうです。

 

運河の建設について、かいつまんでご紹介してきました。

さて、明日の記事は、現在の運河が完成するまでの経緯をご紹介していきたいと思います。

 


2008年1月6日 0:15

コメント

takanish [2008年1月6日 0:21
こんばんは。
小樽運河の誕生物語、初めて知りました。
たしかに、これまで小樽を訪れた時に、何故この街には運河があるのだろう?・・・・と、考えたことがありましたが、歴史を調べるところまでは、しませんでしたから。
勉強になりました。ありがとうございます。

ラクちゃん [2008年1月6日 0:26
こんばんはぁー(〃ー〃)。○
また、新たに小樽のことが知りました!!!
私も小樽に詳しくなっちゃいそうです♪

かじやん [2008年1月6日 1:19
  こんばんわ
 運河建設の歴史興味があります。
1897年にはじまり、1923年に小樽運河が完成したのですね。
その間、設計変更もあったり、大変な苦労があったのでしょうね。
 すごく 勉強になります。

Y's [2008年1月6日 1:32
こんばんわ。
広井勇氏という優秀な方がおられたから出来たと言えますね。
そして、よく倍近くになった費用を捻出することができたと思いました。
当時の人の熱き思いが伝わってきます。

トータス [2008年1月6日 9:05
おはよう LUXELさん
埠頭岸壁式、運河式かは相当長い間政闘となり当時有名になったそうですね。
岸壁式だったら今でも有る程度大きな船の荷揚げが出来たかも?
こればかりは将来が確実に読めないから仕方がないですね。
運河完成には潜水服着て石屋さんが石を積んだとありました。
私も小さい頃親戚に石切りさんが居たので、石の目の見方や切り方を覚えました。
ダイナマイトを入れる孔を掘ったこともあります(*^_^*)
ダイナマイトを持ったこともあります。今思うと危ないですね

triplesix6 [2008年1月6日 17:07
こんにちわ!小樽湾から色内埠頭、第三埠頭の裏側に位置する小樽運河、小さな荷物までも運べるようにとこの運河が出来たのだと思いました。
外海から近いのも要因だったのでしょう。

LUXEL [2008年1月6日 19:19
★takanishさんへ
こんばんは。
いつも早速のコメントを頂き、ありがとうございます。
>これまで小樽を訪れた時に、何故この街には運河があるのだろう?・・・・と、考えたことがありました…
運河の事について調べると、貨物などの物流拠点として、小樽は商業都市として栄えていた時代がありました。
私の考えでは、小樽港の設備を拡大するために運河が建設されたと推測されます。
私もこの記事を通じて大変勉強になりました。

LUXEL [2008年1月6日 19:22
★ラクちゃんへ
こんばんは。
早速のコメントを頂き、ありがとうございます。
>また、新たに小樽のことが知りました!!!
運河は小樽観光のシンボルです。
ラクちゃんが実際に運河へ訪れると、また違った楽しみ方があると思いますね。
機会があれば、運河にある港の様子を写っている彫刻をご紹介しますね。

LUXEL [2008年1月6日 19:25
★かじやんさんへ
こんばんは。
早速のコメントを頂き、ありがとうございます。
>1897年にはじまり、1923年に小樽運河が完成したのですね。
運河の構想が始まったのは、明治30年代からといわれていて、構想から完成まで20年以上の歳月を費やされていたという事が分かりました。
その間に数回ほどの設計変更されていて、運河の建設方法が試行錯誤を繰り返していたそうです。

LUXEL [2008年1月6日 19:28
★Y'sさんへ
こんばんは。
いつも早速のコメントを頂き、ありがとうございます。
>広井勇氏という優秀な方がおられたから出来たと言えますね。
小樽運河は、広井勇氏の意見に基づいて建設が進まれたので、広井氏の功績が大きな影響を及ぼしていたでしょうね。
彼の銅像は、小樽運河北側の近くに運河公園にあり、園内に設置されています。

LUXEL [2008年1月6日 19:32
★トータスさんへ
こんばんは。
いつもコメントを頂き、ありがとうございます。
>埠頭岸壁式、運河式かは相当長い間政闘となり当時有名になったそうですね。
岸壁式だったら今でも有る程度大きな船の荷揚げが出来たかも?
運河の工法は、最終的には運河式を採用されましたが、当時の小樽港の環境を考え、運河式を採用されたという経緯があるようです。
これで、小樽運河が埠頭岸壁式を採用されていたとしたら、どのような運河になっていたのかが興味深いですね。

のんのん2002 [2008年1月6日 20:23
こんばんは。
小樽港があるのに「何故運河があるの?」この不思議にすら気が付きませんでした。
なるほど、勉強になりました。

快適ちぇあー [2008年1月6日 21:03
こんばんは。
小樽運河の設計が今のようになるまでに、何度も何度も設計が変更されて今があるんですね。最初の起案から工事着工まで17年の歳月を経ていたとは驚きです。そんなに注意深く建設された運河だからこそ、大切にされ今歴史を刻む文化財として小樽に存在するんですね。

EP82-SW20 [2008年1月6日 22:23
こんばんは。
100年以上も前から構想があって運河が建設されたのですね。
歴史の重さを感じますw

LUXEL [2008年1月7日 2:12
★triplesix6さんへ
こんばんは。
いつもコメントを頂き、ありがとうございます。
小樽運河の建設は、小樽港の設備を整える背景があったと思います。
当時の小樽港は北海道の海の玄関口として、木材や農作物を国内や海外へ輸送されていて、港町小樽として栄えていた時代がありました。

LUXEL [2008年1月7日 2:16
★のんのん2002さんへ
こんばんは。
いつもコメントを頂き、ありがとうございます。
私自身、小樽運河の建設されたきっかけを知ったのは1ヶ月くらい前です。
私のブログで小樽運河を数回ご紹介してきましたが、運河の建設した由来を知りたくなりました。
運河としての役割だけは以前から知っていましたが、運河の建設はこのような背景があったことをこの記事を通じて私に教えてくれました。

LUXEL [2008年1月7日 2:20
★快適ちぇあーさんへ
こんばんは。
いつもコメントを頂き、ありがとうございます。
小樽運河は、港町小樽の歴史を刻む場所だといえますね。計画から完成まで数回の設計変更をされ、工事に費やされた時間は、約10年掛かったので、小樽運河は小樽港にとって大規模な計画だったと感じましたね。

LUXEL [2008年1月7日 2:28
★EP82-SW20さんへ
こんばんは。
いつもコメントを頂き、ありがとうございます。
小樽運河の建設計画を打ち出されてから1世紀以上の歳月が経ちました。当時の費用で換算すると190万円で、建設に使われた費用は物凄い金額だったと思います。
因みに、かけそばの値段は、運河が完成した当時8〜10銭程度だったらしいです。

ガンダム [2008年7月4日 10:04
初めて知りましたこれからも教えてください

LUXEL [2008年7月4日 20:36
☆ガンダムさんへ
こんばんは。
コメントを頂き、ありがとうございます。
この記事は、ある書物を参考にして記した記事です。
運河の歴史は、あまり知られていないかと思います。
時代背景のカテゴリーにこの記事の後編を記していますので、お時間がある時にご覧になってみてください。

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