札幌市電〜3300系車両〜
札幌市で運行されている電車。
本日は、札幌市電の歴史と札幌市電で運行されている3300系車両をご紹介します。

札幌市電〜3302型車両・西線9条旭山公園通にて撮影〜
まずは、札幌市電のルーツからご説明します。
1909年(明治42年)に石材輸送を目的として「札幌石材馬車鉄道」が開業したのが始まりで、1912年(明治45年)に馬車鉄道による旅客運送を目的として「札幌市街馬車軌道」として社名が変更したのが、札幌市電の旅客営業が始まったきっかけとなっています。1918年(大正7年)に電車を24両で3路線が運行になったといわれています。因みに札幌市交通局が発足されたのは1927年(昭和2年)12月です。
札幌市電の路線図のピークは、1960年〜1971年頃で、路線は東西南北で25km程ありましたが、クルマの増加による主要幹線道路の渋滞が慢性化されたことと市電の運行速度が低下したのが要因となり、市電の利用者が減少し、1971年に地下鉄南北線が開業することに伴い、市電の運行路線が次々に廃止されました。
札幌市電は、現在西4丁目⇔すすきの間が運行されていますが、ラッシュ時には西4丁目⇔西線16条、西4丁目⇔中央図書館、すすきの⇔中央図書館も運行されており、路線距離数は8.41kmで、ピーク時から比較すると、3分の1に減ってしまいました。
かつての札幌市電の車両の中にはディーゼル機関が用いられた車両や連結車が存在していたらしいです。
この市電の冬の風物詩として、ササラ電車やクリスマス期間には「クリスマス電車」が運行されています。
次に3300系車両についてご紹介します。
3300系車両は1998年(平成10年)に登場した車両で、この形式の車両は5台保有しているそうで、そのうち1台は広告電車として使われているそうです。
写真でご紹介している3302型は1999年(平成11年)に製作された車両で、この形式の車両は札幌市電の中では新しい部類に入ります。
この市電の運行速度は30km/h程度で、道路の中央を走り、市電に乗ると街の眺めもスローな気分が味わえると思います。
札幌市電は、札幌市民の足としての役割を果たしており、札幌の街の風景の1つであるといえます。
【参考】
★ 札幌市交通局・ホームページ
URL=http://www.city.sapporo.jp/st/