試乗記・18〜マツダ アテンザ〜
「保守」と「進化」
マツダ アテンザの試乗記をお届けしたいと思います。

マツダ アテンザ フロントビュー
★ 試乗グレード アテンザ・セダン 25EX(5EC−AT)
★ テスト車概要
今回試乗したのは、アテンザ・セダン25EXというグレードで、エンジンは新開発の2.5L「L5−VE型」が、トランスミッションはマツダ自製の5速ATがそれぞれ搭載されています。
装備としては、本革シート、レインセンサーワイパー、運転席&助手席パワーシートが奢られ、インテリアカラーはデミオで採用されている「カームホワイト」とモダンブラックの2種類が用意されています。
★ 「日本出身」、「欧州育ち」
アテンザのセダンに初めて対面してみると、エクステリアの全体のイメージは、先代モデルのデザインをそのまま受け継がれながらも、RX−8に通じるフロント周りのデザインを新しく採り入れられた事が新型アテンザという印象を受けます。
今回も短時間による試乗ですが、エンジンなどの印象を述べていきたいと思います。
エンジンは、新開発の2.5Lエンジンが搭載され、このエンジンチューニングは大人しいセッティングが施されている感じで、2000〜3000prmの常用回転域のトルクの細さが気になりますが、3000rpmを超えるとトルク感が増してきます。このエンジンは、絶対的なパワーよりトルクを追求したエンジンという印象です。
乗り心地は、硬めながらも不快感がなくフラット感はそこそこあります。サスペンション形式はフロント・ダブルウィッシュボーン、リア・マルチリンクで従来モデルを踏襲していますが、サスペンション剛性とロードホールディング性が高く、極端に固められていない足周りのチューニングに好感が持てます。今回試乗したクルマのタイヤは16インチ(標準は17インチ。メーカーOPで16インチタイヤの設定あり)
でしたが、タイヤサイズによって乗り心地の印象が違うらしいのが気になります。但し、サスペンションのチューニングはグレード・ボディ形状を問わず共通しているとの事です。
★ 油圧パワステに近いステアフィール
新型アテンザに採用されているパワステ機構は、従来モデルで採用されていた油圧式と電動式が組み合わせたタイプから電動式へ変更されました。
このパワステのフィールは、電動式とは思えないほど自然であり、パワステのアシスト量は重めに躾けられているのが一番印象に残っています。ステアリングインフォメーションも豊富で、正確な路面状況をステアリングを介し、ドライバーへきちんと伝えてくれると思います。
このクルマに乗っている時、一番気になったのは、ロードノイズの遮断が甘く、そのノイズがキャビンに侵入してくると感じ、セダンボディの割りにはロードノイズの音量がワゴン並みに大きいというのが残念です。アテンザのスポーツ(5ドア)、ワゴンモデルに試乗していないので断言は出来ませんが、ひょっとしたらセダンより他のボディの方が静かに感じるかもしれません。
また、ブレーキの初期タッチの重さも好印象でスポンジーな感触がなかったことも付け加えておきます。
このクルマを総括すると、欧州で鍛えられた走りをこのクルマによって巧みに表現されている印象が強く、このクルマを漢字一文字で表すと「剛」という文字が一番似合うと思います。
マツダの企業イメージである「Zoom-Zoom」を2世代目へ進化させ、走りが楽しめるC/Dセグメントクラスカーをドライバーに提供されてくれるというのがアテンザだと感じました。
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★ マツダ アテンザ(2代目モデル)
URL=https://gazoo.com/G-Blog/corollanze124/52482/Article.aspx
【参考】
★ マツダ株式会社「アテンザ・オフィシャルサイト」
URL=http://www.atenza.mazda.co.jp/