旧小熊邸〜ろいず珈琲館・旧小熊邸〜
中に入ってみるとスローな時を刻んでくれそうな雰囲気に包まれている。
本日は、「旧小熊邸」の建物をご紹介したいと思います。

旧小熊邸 建物全景
旧小熊邸の建物が建設されたのは、1927年(昭和2年)で構造は木造2階建の建築様式を採用した邸宅です。
この邸宅のかつてのオーナーは、「北海道帝国大学・農学部」の助教授(現在の准教授)を務めていた「小熊捍(おぐま・まもる)」氏で、生物学の分野で権威のある人物だったそうです。
この邸宅の設計を手がけたのは、田上義也(たのうえよしや)氏で、この人物は札幌交響楽団を創設した人物として知られており、2代目帝国ホテルの建物を手がけた「フランク・ロイト・ライドが在籍していた「帝国ホテル建設事務所」に入所した経験を持つ人物でした。
この邸宅の建物の外観を見渡すと、可愛いらしさと気品さを両立されたデザインに纏まっていると感じました。
この邸宅はかつて、札幌市南1条西20丁目にあったといわれており、1998年(平成10年)に現在地へ移築され、現在は「ろいず珈琲館・旧小熊邸」として使用されています。
因みに夏場になると、邸宅の周りはオープンカフェとして開放されるとのことです。

都市景観重要建築物の看板
さて、中に入ってみることにしましょう。
建物の中の写真を撮り忘れてしまいましたが、この邸宅の中には、古きよき昭和時代を感じさせる家具などの調度品が置かれており、レトロな雰囲気に包まれており、特にこの建物の中に置かれている時報を知らせてくれる振り子?時計の音色が凄く印象に残っています。

ろいず珈琲館・旧小熊邸で食べたケーキセット
今回は、この珈琲館で味わえるケーキセットを注文してみました。
写真でご紹介しているチョコレートケーキの他、ロールケーキなどがセットメニューとして用意されています。
皿とコーヒーカップの色合いが上品であり、コーヒーカップと皿のデザインがこの建物の雰囲気に相応しい感じがします。
コーヒーとチョコレートケーキのお味の方は…
コーヒーの飲み口がとてもマイルドであり、コーヒー特有の苦味が巧みに抑えられて、コーヒーの香りもよく、全般的に飲みやすいコーヒーに仕上がっています。
チョコレートケーキは、ハードタイプのチョコが使われており、食べた時の食感は硬めに仕上がっています。チョコレートの味は全般的に甘さが抑えられていなかった事が非常に残念でしたが、ブラックコーヒーと一緒に味わう事により、チョコレートの甘さが気にならず、コーヒーの味とチョコレートケーキの味が一体となり、口の中で絶妙な味わいになってくれています。
昭和初期に建てられた邸宅と喫茶店が良く似合い、この建物のから伝わる雰囲気がよく、コーヒーの味がスローな時の流れと至福の時が同時に味わえるお店であるというのが印象に残っています。
最後にこの建物のセピア写真をご紹介して、締めくくりたいと思います。

ろいず珈琲館・旧小熊邸 セピア調 写真
★ ろいず珈琲館・旧小熊邸 詳細
住所 札幌市中央区伏見5丁目
お問い合わせп@011−551−3939
★ アクセス
最寄り駅:札幌市電「ロープウェイ入口」停留所で下車。徒歩で約10分。
駐車場:あり。(駐車台数:20台)
【参考】
★ ろいず珈琲館・ホームページ
URL=http://www.lloydscoffee.co.jp/